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ワンアンドオンリーを探る、MY G-SHOCK。Case09 藤原裕 BerBerJin ディレクター
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ワンアンドオンリーを探る、MY G-SHOCK。
Case09 藤原裕 BerBerJin ディレクター

自分の好みカラーリングで〈G-SHOCK〉がつくれる「MY G-SHOCK」は、定番の5600型をベースに、文字板、ベゼル、ベルト、ベルトループ、バックルの配色を自分で決められるというもの。今回このサービスにチャレンジするのは、ヴィンテージ・シーンにおける最重要人物といっても過言ではない「ベルベルジン」のディレクター・藤原裕さん。出来上がったのは、ヴィンテージデニムアドバイザーという肩書きを持つ、藤原さんらしい〈G-SHOCK〉でした。完成までの一部始終をここにお届けします。

いろいろ組み合わせていると、どれもよく見えてきて決めきれない(笑)。

〈G-SHOCK〉に対するアツい想いを語ってくれた藤原さん。視線はテーブルにある「MY G-SHOCK」のパーツに向けられます。さっそく、カスタマイズにチャレンジしてもらいましょう。

自分好みのカラーリングでG-SHOCKがつくれる新サービス「MY G-SHOCK」はこちらから。

「じつは昨日、どんな時計をつくろうか、家族とシュミレーションしてきたんですよ。やっぱりぼくらしくデニムに合う1本をつくりたいなと」

そんなことを話しながら手に取ったのは白い文字板と、クリアのベゼル。持参してくれた私物の〈G-SHOCK〉とは対照的な組み合わせです。

「せっかくやるなら色を混ぜたくて。落ち着いたダークトーンの〈G-SHOCK〉ばかり持っているので、今回はそうではない派手なものをつくりたいですね」

迷いなく文字板とベゼルの組み合わせを決めた藤原さん。それをベースにベルトの色を決めていきますが、ここからカスタマイズが難航。何色のベルトにしようか迷っている様子です。

「デニムに合う色だとやっぱりネイビーかなと思うんですけど、なんだかしっくりこないんですよね。むかしの『イルカ・クジラモデル』みたいにクリアでグラデーションにするのもおもしろそうだな」

「ステッチの色を拾って、あえてイエローを大々的に持ってくるのもよさそう。ん~迷いますね(笑)。シュミレーション通りにいかないなぁ~」

そんなこと言いながら、いろんなベルトを交互に組み合わせてベストを探ります。どうやら最終的にイエローとネイビーで決めかねている様子。

「いろいろ組み合わせているとどれもよく見えてきて、決められないですね(笑)」

「やっぱりイエローで攻めようかな。デニムのステッチカラーということで。ネイビーだと全体像が暗くなってしまうし、派手な1本をつくりたかったというのもあるので」

ということで、藤原さんの1本が完成。ベルトループにはネイビー、バックルにはシルバーをセレクトしています。

「デニムカラーと逆のイメージで、ステッチをフィーチャーした1本にしました。ベルトループはデニムのネイビーをイメージしています。シルバーのブレスレットや指輪をつけることが多いから、それに合うように文字板とベゼルは白とクリアにしてなじむようにしているのもポイントですね。バックルはゴールドにしようか悩んだんだけど、おなじ理由でシルバーにしてなじませてます。なんか夏っぽい1本ができあがったな。我ながらいいのができました(笑)」

「ちなみに、もう1本つくるとしたら?」というこちらの問いかけに対して、藤原さんはすかさずパーツを取り、こんな組み合わせも提案してくれました。

「さっき話したように『イルカ・クジラモデル』を意識して、クリアのグラデーションもおもしろいかもしれない。シルバーアクセのようにつけられそうじゃないですか(笑)?」

藤原さんがつくったMY G-SHOCKはこちらから。

INFORMATION

カシオ計算機株式会社

電話:03-5334-4869
g-shock.jp

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