PROFILE

台湾人の父と日本人の母を持つ、東京生まれのアーティスト/イラストレーター。 アパレル、広告、雑誌を中心に国内外問わずグローバルなアーティストとして活動の幅を広げている。 これまでにHUMAN MADE®︎、adidas、Better、SNEEZE magazine、Richardson magazine、 ISETAN、BEAMS、Foot Patrol、Disney、GOODHOODなどへ作品を提供。
先輩にG-SHOCKをプレゼントされて、めちゃくちゃうれしかった。
「MY G-SHOCK」は、自分好みのカラーリングで〈G-SHOCK〉をつくれる夢のようなカスタマイズサービスです。1983年に発売されたブランドの初号機「DW-5000C」の系譜を受け継ぐ定番モデル「DWE-5610」をベースに、文字板、ベゼル、ベルト、ベルトループ、そしてバックルを自分好みの色に配色し、自分だけのオリジナルの〈G-SHOCK〉をつくれるというもの。

「ぼくがまだ小学生くらいの頃、兄が『〈G-SHOCK〉が欲しい』と親にせがんでいて、それに便乗してぼくも買ってもらった思い出があります。兄はイルカ・クジラモデルが欲しいと言っていて、ぼくも同じものが欲しかったんだけど、『お前は便乗しているだけだから、こっちでいいでしょ』っていうことで、別のアイテムを買ってもらいましたね(笑)」
そう語るのはアーティストのFACEさん。その後、大人になっても〈G-SHOCK〉に対する憧れの気持ちはなくならなかったと続けます。

「ぼくの先輩が『AW-500』のオリジナルモデルをつけていて、それを見て『譲って欲しい』と頼んでいたんです。もともとぼくはとあるストリートブランドで働いていたんですが、そこを辞めるときにその〈G-SHOCK〉をプレゼントしてくれて、めちゃくちゃうれしかったのを覚えてますね。いまでもその時計は大事にとってあります」
FACEさんが欲しかったイルカ・クジラモデルも、先輩にプレゼントされた「AW-500」も、どちらも〈G-SHOCK〉らしい質実剛健なデザインが魅力のアイテム。とはいえ、実際に自分がつけるとなると「シンプルなもののほうがいい」とFACEさんは語ります。

「冷静に考えると自分はカラダもそんなに大きくないですし、実際につけて似合うのは、ゴツくない時計だなということに気づいて…(苦笑)。それで“スピードモデル”と呼ばれる5600型のアイテムも気になっていたんですよ。だからそれが今回『MY G-SHOCK』でつくれるということで、本当にうれしくて。かっこいい1本をつくりたいと思ってます!」
