No.6_安藤 友典さん/フリーランス

PROFILE
日本を代表するファッションブランドで15年間経験を積んだのち、フリーランスとして独立。デザイン会社のコンサルティングやブランドのデザインなど、幅広く活動中。自宅に200足のスニーカーを所蔵するほどのスニーカーフリークの一面も。
Q1. 今日のコーディネートのポイントを教えてください。
安藤: スニーカーの色を拾いレッド×ブラックで合わせてみました。古着を使ってスタイリングを組むというテーマだったので、古着のニットと相性が良いコーデュロイパンツをボトムスに選びました。コーデュロイは元々好きで、一年中履きますね。コーデュロイは秋冬のイメージが強いですけど、もともとはサーファーの人たちが海上りに履くような、通気性と耐久性に優れた服なんですよ。

Q2.古着の魅力とはなんですか?
安藤: 新品の市場にはないようなオリジナリティのある服を見つけられるところですね。古着を買うときはオンラインではなく必ず自分で古着屋に足を運びます。「その日の気分で店に行ってたまたま買ったんだ」というストーリーや、販売員の人と交わした言葉に愛着を感じるんです。
Q3.最近気になる古着は何ですか?
安藤: 最近気になるのは、アメリカのストリートブランドのもの。古着市場ですごく値段が上がっているし、これからもっと、人気になっていくんじゃないでしょうか。80年代なのにいまっぽいボックスシルエットだったり、複雑な色や柄を使っていたりして、モノとしてカッコいいんですよ。


Q4.今作を履いてみた感想を教えてください。また、スニーカーを履くときのこだわりはありますか?
安藤: 高校生以来の「フォーラム」だから懐かしいですね。思い出深いです。当時はみんな、オールホワイトのものを履いていました。それとぼく、スニーカーを履くときは必ず、ジャストサイズから1サイズ上げるようにしているんです。基本的に太いパンツしか履かないので、それにジャストサイズの靴を合わせると、何だか気取って見える気がする。だからいつもテンハーフを選んで、パンツとのバランスを取るんです。