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アディダス オリジナルスのスニーカーと古着。-東京編-
TOP TEN LOW & FORUM LOW

アディダス オリジナルスのスニーカーと古着。-東京編-

〈アディダス(adidas)〉が80年代に発表し、その後、名プロダクトとして語り継がれることになったバッシュスタイルの名作「トップテン」と「フォーラム」。当時の面影を残しながら、2022年10月、レトロな配色を纏った最新カラーがリリースとなりました。クラシックとモダンが交錯するデザインは、古着と合わせればこそ、一層輝きを増していく…。そんなスニーカーを履いてくれるのは、東西の古着の名手たち。後編は東京編です。

  • Photo_Shingo Goya
  • Text_Takako Nagai
  • Edit_Keisuke Kimura

No.6_安藤 友典さん/フリーランス

PROFILE

日本を代表するファッションブランドで15年間経験を積んだのち、フリーランスとして独立。デザイン会社のコンサルティングやブランドのデザインなど、幅広く活動中。自宅に200足のスニーカーを所蔵するほどのスニーカーフリークの一面も。

Q1. 今日のコーディネートのポイントを教えてください。

安藤: スニーカーの色を拾いレッド×ブラックで合わせてみました。古着を使ってスタイリングを組むというテーマだったので、古着のニットと相性が良いコーデュロイパンツをボトムスに選びました。コーデュロイは元々好きで、一年中履きますね。コーデュロイは秋冬のイメージが強いですけど、もともとはサーファーの人たちが海上りに履くような、通気性と耐久性に優れた服なんですよ。

Q2.古着の魅力とはなんですか?

安藤: 新品の市場にはないようなオリジナリティのある服を見つけられるところですね。古着を買うときはオンラインではなく必ず自分で古着屋に足を運びます。「その日の気分で店に行ってたまたま買ったんだ」というストーリーや、販売員の人と交わした言葉に愛着を感じるんです。

Q3.最近気になる古着は何ですか?

安藤: 最近気になるのは、アメリカのストリートブランドのもの。古着市場ですごく値段が上がっているし、これからもっと、人気になっていくんじゃないでしょうか。80年代なのにいまっぽいボックスシルエットだったり、複雑な色や柄を使っていたりして、モノとしてカッコいいんですよ。

Q4.今作を履いてみた感想を教えてください。また、スニーカーを履くときのこだわりはありますか?

安藤: 高校生以来の「フォーラム」だから懐かしいですね。思い出深いです。当時はみんな、オールホワイトのものを履いていました。それとぼく、スニーカーを履くときは必ず、ジャストサイズから1サイズ上げるようにしているんです。基本的に太いパンツしか履かないので、それにジャストサイズの靴を合わせると、何だか気取って見える気がする。だからいつもテンハーフを選んで、パンツとのバランスを取るんです。

INFORMATION

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