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気になるあのひとが「ベンチュラ」をつけたなら。7人の証言と肖像。前編
A Day with VENTURA by HAMILTON

気になるあのひとが「ベンチュラ」をつけたなら。7人の証言と肖像。前編

1957年、〈ハミルトン(HAMILTON)〉の「ベンチュラ」は世界初の電池式腕時計として誕生しました。このエポックメイキングな発明はもちろんのこと、インダストリアルデザインの鬼才と呼ばれるリチャード・アービブによる前衛的なデザインもまた、革新的なものとしていまに語り継がれています。そんな「ベンチュラ」を気になるあのひとがつけたなら。ファッション関係者、モデル、ミュージシャン、アスリートなど、職業や年齢の異なる7人に登場してもらい、彼らの証言と共にこの腕時計の魅力を紐解きます。

Case 01:Koji Shimotsu 50年代に機能性を追求した結果がいまも残っている。

PROFILE

下津光史

1989年、尼崎生まれ。中学生の頃からバンド活動をはじめ、2008年にロックバンド「踊ってばかりの国」を結成。自身で作詞、作曲を行い、バンドではギター&ボーカルを務める。フォーキーでエモーショナルなメロディーに、どこかサイケデリックな音像を加えた楽曲を生み出す。ミュージシャンからの支持も厚い。Instagram: @shimotsukoji

ー下津さんは普段時計をつけますか?

下津:つけますよ。スーツを着るタイミングとかにちょっといい時計をつけたりします。そろそろ33歳になるんですけど、もういい大人なので普段もつけなきゃいけないかなと考えたり(笑)。

ー今回「ベンチュラ」をつけてみてどうでしたか?

下津:「ベンチュラ」って57年生まれですよね。確かこの年にエルヴィス・プレスリーのファーストアルバムが出てるんです。だからめっちゃロックな時計やなって。そこから変わらずに時を刻んでるって格好いいじゃないですか。フォルムもどこか近未来的。ぼくはアメコミ好きなんですけど、そうゆうムードを感じます。アメリカの大胆なデザインというか、そうゆう強さを感じますね。つけていて、自分が強くなった感覚もありますし。

ー「ベンチュラ」は世界初の電池式腕時計でもあるんです。それを表すように文字盤には電気を表現したエレクトリックチャージシンボルがあしらわれています。

下津:そうなんや。それは初めて知りました。ギターでいうと「レスポール」ってことですね(笑)。エレキギターも50年代から形が変わってなくて、その時の機能性を追求した結果がいまもしっかり残っているってモノとしてすごいですよね。

VENTURA
20世紀半ばのモダンデザインを色濃く反映した1本。シルバーカラーのケース、そしてクロコのエンボスが施されたベルトとの組み合わせは、控えめでありながらも気品が漂う。¥118,800

ー下津さんのスタイルにも合っていますね。

下津:世界初の電池式腕時計ということで欲しくなりました。ぼくはそういうモノが大好物なんで。なんかつけると緊張感あるんですけど、それはそれで心地いいです。つけるとしたらアーバンな場所につけていきたいですね。あとは「踊ってばかりの国」でテレビに出たときとか(笑)。

ー最近の音楽活動はどうですか?

下津:自分たちの居場所がなかったからそれをつくるためにここ3~4年精力的に活動し過ぎて、メンバー全員脳汁出っ放しの状態なんですよ。

ーでも、居場所づくりの目標は達成できているように感じます。

下津:世界的に見たらまだまだだとぼくらは思ってますね。ファッションシーンとかと比べると、音楽業界ってまだまだ多様性に欠けていて、閉鎖的だと思うんです。それをぶっ壊したいっていう気持ちがあるので、それができるまで続けたいと思ってますね。国内では2年以内に「日本武道館」でライブをしたいし、海外ツアーもしてみたい。もう若くないし、しっかりと時間感覚を持って生きたいです。

INFORMATION

ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン

電話:03-6254-7371
オフィシャルサイト
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