Traveler 02:Shusaku Toba 旅で味わいを増すもの。
PROFILE
Jリーグの練習生、小学校の教員を経て、31歳で料理の世界へ。2018年「sio」をオープン。同店はミシュランガイド東京2020から4年連続一つ星を獲得。現在、「sio」「Hotel’s」「o/sio」「o/sio FUKUOKA」「パーラー大箸」「㐂つね」「ザ・ニューワールド」「おいしいパスタ」と8店舗を展開。書籍、YouTube、SNSなどで公開するレシピや、フードプロデュースなど、レストランの枠を超えて様々な手段で“おいしい”を届けている。モットーは『幸せの分母を増やす』。
Instagram:@shusaku__toba
「sio」のオーナーシェフとしてお店に立ちながらも、日本全国に食材探しの旅に行くことが多いという鳥羽さん。
「地方の食材を見に行くことが多いのですが、最近行ってよかったのは佐賀と富山。佐賀はいい食材が多いし、土地も良かった。富山はとにかく“水”が良かったです。その土地の水を全身で感じたいので、旅先でサウナに入るのがマイルール。富山は温泉の泉質も良くて、外気浴がかなり気持ちよかったですね」
着替えなどの荷物を収納するバッグとして持参するのは、キャリケースではなく〈モノリス〉のバックパック。ここにも鳥羽さんらしい深いこだわりが現れます。
「旅といっても国内で2、3泊の旅が多いので、大きめのバックパックで十分。極力荷物を少なくするように心がけているので、これで事足ります。旅では“両手が空く”のが大前提なので、キャリーケースは使いません。〈モノリス〉はファーストモデルから使っていて、収納力や機能性には信頼がおけます。このXLサイズがリリースされてからは国内旅行や仕事の出張には欠かせないアイテムになっています。以前は心配性からか、2~3泊でも5泊分ぐらいの荷物を持って行っていました。ですが、最近では荷物もかなりミニマムになり、どれだけ荷物を少なくできるかと謎の努力をしています(笑)」