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NEW TRAVELER’S STYLE Vol.02 YOUは何をバッグに詰めて旅へ?
MONTHLY JOURNAL MAR. 2023

NEW TRAVELER’S STYLE Vol.02
YOUは何をバッグに詰めて旅へ?

パンデミックの始まりとともに、お預けを食らっていた“旅”。それも3年のときを経て、ようやく元の状況に戻りつつあります。今回の特集では国内外を旅してきた4人の業界人に愛用のキャリーケースやバッグ、旅行に欠かせないアイテムについて聞いてみました。四者四様の旅行バッグの中には、旅を快適に楽しむヒントがぎゅうぎゅうに詰まっていました。

Traveler 04 : TEITO 疲れを溜めない、いのちだいじになアイテムを。

PROFILE

TEITO
BoTTデザイナー

1993年生まれ。文化服装学院出身。独自にグラフィックを学び、いつの間にかそれが仕事に。自身が立ち上げたグラフィックブランドを中心に、クライアントワークやドローイングでの個展を行うなど、クリエイティブな活動が話題になる。2019年には満を持して、〈ボット(BoTT)〉を立ち上げる。現在も海外で展示会を開いたり、ヴィジュアルの撮影をするなど国内外問わず、多方面で活動中。
Instagram:@teitohasemi33

最近は海外に滞在する場合、よくAirbnb(エアビー)を利用するというTEITOさん。性格的に心配性な部分があるという彼は、民宿だと滞在先で洗濯できることが分かってから、旅先に持参する荷物が格段に少なくなったそう。

「コロナ禍が明けてから行ったのが『ComplexCon』に出展するためのL.A.。そして今年の1月にはショールームを出すことになったので、ファッションウィークでパリへ行きました。その際も利用したのはエアビー。ホテルに滞在していたときはスーツケースに服をパンパンに詰めて行っていましたが、民泊だと洗濯ができるので、荷物が半分ぐらいに減りました。その分、服を買ってしまったり、アートブックなどの本を買ったりするのですが、〈リモワ〉のスーツケースにスペースの余裕ができた分、ついつい財布の紐も緩んでしまいます(笑)」

今回のパリでの仕事は、自身のモチベーションアップに繋がったそう。

「これまではロンドンでの滞在中に1泊だけパリに行くみたいな感じでしたが、今回はずっとパリに滞在してしっかりと現地の“いま”や“ストリートシーン”を見れたし、どんな雰囲気かも掴みました。パリでのショールームを今後も続けていきたいと思ったので、自分の中でモチベーションが上がっています。6月にもパリに行く予定なので、また刺激を受けて成長できるように、日本でも頑張ろうと思います」

〈Divinities〉のボストンバッグ
「L.A.の友達がやっているブランドのボストンバッグは、機内持ち込みにちょうどいいサイズ感。バッグの全面に施されているアートワークもお気に入りで、白のハンドルやストラップに、ゴールドのプレートと金具がマッチした配色も好きなんです。国内でも2泊ぐらいできる荷物が入るサイズ感なので、出張に行くときに活躍します。マチが広く、トローリーケースの上にも乗せやすいので、海外に行くときも頼りになる相棒です」

〈Salomon〉のリラックススライド
「基本的に海外に行くときは、ホテルではなくエアビーで滞在することが多いのでサンダルは必須。海外だと宿泊先の室内も土足なので部屋履きはもちろん、ちょっと外出するといったシーンでも、ルームシューズと外履きの中間のようなスタイルで、気軽に履いていけるのがいいですね。一度、このサンダルを忘れてしまって、ずっとスニーカーを履いたまま過ごして、疲れが取れなかった経験があるので、海外の出張では必需品です」

〈BoTT〉のパジャマ
「エアビーだとタオルは備え付けのものがあるんですが、パジャマは用意されていません。日本でも寝るときはパジャマを愛用しているので、睡眠の質を上げるためにも、海外にも着慣れているパジャマは持参します。〈ボット〉のパジャマは生地にコットン100%のパジャマ地を採用して着心地もいいし、普段着として使えるようベルトループとバックポケットも2つ配置しています。パンツだけでも単独で穿けるので、コンビニなどちょっとした外出にも使えます」

機内を快適に過ごすためのアイテム
「海外に行くときは機内での時間も長いので、過ごし方を工夫しないと疲れてしまいます。iPad miniは仕事のメールを確認するのにも使いますが、機内では漫画を読んだり、映画を観たりします。今回のパリへのフライトでは、ニンテンドースイッチで『ポケモン』をしていたらあっという間に現地に着きました。〈アンカー〉のマグゴーはiPhoneにくっつけながら本体の充電ができるので、海外でのコンセント問題をスマートに解決してくれます」

〈Hyperice〉のハイパーボルト
「L.A.は車で移動することが多かったのですが、前回行ったパリでは徒歩で移動することも多く、足が疲れてパンパンに浮腫んでしまいました。また腰も痛くなりやすいので、少し重たいですが、海外には必ず持っていきます。かなりパワーがあるので自分はレベル1で十分。太ももやふくらはぎなど下半身と、腰の筋膜はがしをしておくと次の日が全然違います。足がすっきりして、びっくりするほど軽くなるんです」

〈Pake®〉のジップバック
SNSで火がついたシンプルで機能的な日本発のジップバッグブランド〈パケ〉。TEITOさんはこのジップバッグをパスポートケースや財布代わりに使っているという。
「パスポートケースで、いいものをまだ見つけられていないんですけど、これは航空チケットや荷物の半券、パスポートなどを入れておくのにピッタリなんです。あとは両替した現金とカード類も違う〈パケ〉に入れて使っています。財布だと思われないので、防犯対策にも!」

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