No.4 未妃 / モデル きれいとかかわいいよりも、“かっこいい” と言われたい。

PROFILE
神奈川県小田原市出身。大学時、雑誌サークルに入ったことをきっかけにモデルを志す。現在は、カジュアルやストリート、ビューティなど幅広いジャンルのモデルをこなしつつ、そのアクティブなライフスタイルにも注目が集まっている。趣味は、山登り、自転車、ダイビング、釣り、スキーなど。
Instagram:@_miki___k
ーモデルになったきっかけは?
高校のときに芸能プロダクションに入っていて、芸能の道を目指していたんですが、大学に行くタイミングでいちど諦めました。でも大学で入ったのが雑誌をつくるサークルで、そこでモデルをやっていたらやっぱり本格的にやりたくなってきて。大学を途中で辞めて上京して、モデルを再開しました。
ーそれほどまで未妃さんが好きな職業なのですね。お仕事を拝見していると、普段のプライベートのファッションと異なるジャンルのモデルもされてますね。
そうですね、普段はメンズライクなものやアクティブな雰囲気が好きで、インスタグラムでもそれを中心にアップしています。ただ、フォロワーにはファンのひともいれば、クライアントもいるので、こんな表情ができて、こんな表現もできるというのを見せるために、自分の趣向にかかわらず出演したお仕事はほぼ全部載せるようにしています。



ー未妃さんはアウトドア全般をされるそうで。
休日は時間があったら山に行ったりしていますね。四季折々の遊びをしたくて、夏は海に行ってダイビングやシュノーケル、冬は山に行ってスキーをしています。
ーきっかけはなんだったのでしょう?
小さいとき自然には触れていて、大きくなってからは釣り好きが講じて地元の「タックルベリー」っていう釣具屋さんで働いてました。でも実は本格的にアウトドアをしだしたのは上京してからなんです。東京は都会で、地元とのギャップがあって疲れてしまうので、ときどき自然に帰りたくなるんです(笑)。
ー最近はどんなアクティビティを?
GWに、岐阜と滋賀のあいだにある「霊仙山」という山に行きました。6時間くらい登りつづけて、頂上に着いたときには達成感があったのと、自然に対しても、いっしょに行ってくれた友達に対しても感謝をしたくなりました(笑)。お金を掛けずに、こんなすばらしい気持ちになれるのがいい。自分でごはんをつくって持っていって、頂上で食べるというのも最高でした。


レッグバンド代わりに巻いているのは、「ファミリーマート」で買ったというストライプのバンダナ。未妃さんならではのモノ選びが光る。
ー自転車がお好きだそうで、きっかけはなんだったのでしょう?
ロンドンに行く友達に、一時的に〈BMC〉のロードバイクを預かっておいてくれと言われたことですね。それに乗っているうちにハマって、その友達が帰ってくるタイミングで自分のを買おうと。それで〈FUJI〉のピストバイクを買いました。そのあと六本木の「DINER TOKYO」でワイヤーを緑にアレンジもしました。
ー1台目とは思えないお店のセレクトですね!
実は彼にいろいろと教えてもらっているんです。彼と彼の友達とはよくいっしょにサイクリングをしていて、この間は夜中1、2時に浅草とスカイツリーを爆走して、ラーメンを食べて帰ったり。ハマっていますね。サイクルクルーをつくってグッズもつくろうかといま計画中です。
ー今日の撮影現場にも自転車で来てもらいました。格好も自転車仕様ですか?
そうですね、アウトドア意識になるので、パンツスタイルはやっぱり多いです。ただ、ガチガチのアウトドアにはしたくないので、そこはファッションと掛け合わせて、いい塩梅を大事にしています。あとは、きれいとかかわいいよりも、“かっこいい” とひとに言われたくて! 女性でもこんなにかっこよくできるんだぞっていうのを発信していきたいですね。

ーそんな未妃さんにとってのミューズはいますか?
モデルのmiuちゃんです! 高校の時からずっと知ってはいたのですが、最近自分がアクティブなことをするようになってから、より一層刺激を受けていて。もっと自分もいろんなカルチャーを深掘りしなきゃなと思うようになりました。
ー最後に、どういう男性に惹かれるかを教えてもらえますか?
いっしょにやりたいことをやってくれるひと。楽しさを共有できる相手がいいです。何かいっしょに達成したあとに、本当に楽しかった! ありがとう! と素直に言い合えるひとがいいですね。