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秋冬なに着る?人気8ショップのそれぞれのスタイル。
MONTHLY JOURNAL Sep. 2023

秋冬なに着る?
人気8ショップのそれぞれのスタイル。

アメカジの再燃にY2Kファッション、そしてテック系など、トレンドがより細分化されているのが昨今のファッションシーンです。2023年の秋冬も大きな潮流が予測しづらいなか、人気ショップはどんなスタイルに注目しているのか? 今回はそんな疑問に答えを出すべく、独自のスタイルを貫く人気8ショップにこの秋冬の“推し”のスタイルを提案してもらいました。秋冬スタイルの参考にしてみてください!

Shop04 The Apartment

80年代を彷彿とさせるアーバンアウトドア。

〈スタブリッジ × マーモット〉パーカ ¥44,000、〈スタブリッジ〉スエット ¥¥17,600、パンツ ¥16,000、ハット ¥8,500、〈ティンバーランド〉 ¥18,000(すべてジ・アパートメント/0422-27-5519)

アメリカ東海岸のインポート、90年代のデッドストックや古着を、独自の感覚で現代的にミックス。カルチャーと密接にリンクしたファッションを提案する吉祥寺の名店「ジ・アパートメント(The Apartment)」。

「秋冬も引き続きアウトドアを推していますが、テック系のアウトドアというよりも80年代のレトロアウトドアのムードを取り込んでいます。今回の着こなしはストアカラーであるイエローをメインにコーディネートを組みました。て大きな面積で使うには勇気がいる色ですが、あえてそれをグラデーションで表現して新鮮なスタイルにしています」

ミリタリーではほとんど使われないというイエローで新鮮な印象に。〈ティンバーランド〉で東海岸的なニュアンスを取り込んでいるのも「ジ・アパートメント」ならでは。

「鮮やかなイエローのアウターは〈マーモット(Marmot)〉の定番シェルジャケット「オールウェザーパーカ」に、エクワックスのアウターコートのディテールを取り入れた別注モノ。通常はフードの部分にファーが付属して、取り外しができるようにアタッチメントが付いているのですが、ファーを廃しながらもアタッチメントを残したり、袖にポケットを付けたりしています。

パンツはいつもバイイング時に穿いていた〈トゥルースペック(TRU-SPEC)〉の軍パンをベースに、通常ミリタリーのカーゴパンツには使われない色と素材でつくった〈スタブリッジ(STABRIDGE)〉のバイヤーパンツです。そこに今年50周年で盛り上がりを見せる〈ティンバーランド〉を合わせて、東海岸の雰囲気を残しつつ、80年代テイストに振っているのもポイントですね」

トレンドでもある90年代の着こなしをなぞるようなコスプレではおもしろくないので、別注やオリジナルなどこだわりのアイテムを駆使した80年代っぽいニュアンスの着こなし。この秋冬の参考にしてほしいスタイルのひとつです。

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