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写真家・佐藤健寿と知る、ナナミカのダウンの真価。
Best quality of Down feather

写真家・佐藤健寿と知る、ナナミカのダウンの真価。

毎年、発売されるやいなや品薄となる〈ナナミカ(nanamica)〉のゴアテックス ダウンジャケット。高機能素材を採用したスタンダードなデザインは、ブランドの世界観を凝縮した珠玉の仕上がりです。素材や縫製やパターンなど、細部にいたるまで並み外れたこだわりが反映されていますが、今回フォーカスするのはその中身、光電子®ダウン。独自の視点で世界中を旅する、写真家の佐藤健寿さんと一緒に世界で唯一、光電子®とダウンを組み合わせる技術を持つ、河田フェザーの工場を訪ね、〈ナナミカ〉のダウンジャケットの魅力を紐解いていきます。

  • Photo_Naoto Date
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Shun Koda

街に馴染むデザインも、機能性のうち。

2度目の“除塵”が終わったら、風で舞う羽毛の特性を活かして、フェザーとダウンを“選別”します。機械内にはいくつもの仕切りが設けられ、羽軸のあるフェザーは手前に落ち、それよりも軽いダウンは遠くまで吹き上がる仕組み。ここで、高温乾燥を経て分離される毛根や、除塵機では取り除けない大きなゴミも除去されます。この選別機は、世界最大級の大きさ。風を使ったアナログな手法ですが、空気の流れが緻密にコントロールされ、位置による差がでないように計算されています。選別機の素材が木製なのは、静電気で壁にフェザーなどが付着することを防ぐため。

「木の枠とガラスの窓が、レトロな洋館のようですね。そして、雪みたいに羽毛が舞っていてファンタジックな光景。天然物のダウンと工場の機械から、スチームパンクのようなレトロフューチャーな世界観を感じています(笑)」と佐藤さん。

Photo_Kawada Feather

北極圏にも足を運ぶ佐藤さんにとって、ダウンジャケットは必需品。厳しい環境にも身を置いて撮影をこなしているため、機能性の高いウエアは欠かせないそうですが、単純な快適さだけを求めているわけではないようです。

「機能性って、いろんなニュアンスで捉えることができると思うんです。保温力や通気性や動きやすさを重視するなら、スポーツウエアやアウトドアウエアにたどり着きますよね。でも、ぼくの場合、街中で撮影することもあるので、機能性に全振りしたアイテムでは街で浮いてしまいます。だからぼくは、デザイン性も機能の一部と捉えていて。日本での生活と旅で、服装を分けていないので、どちらでも着られる服がいいんです」

表地には防水透湿素材の2レイヤー ポリエステル GORE-TEX ファブリックスを使用。そのため、突然の悪天候に見舞われたとしても平気。

フロントのフラップポケットのほか、内側にはマフラーや手袋の収納にも使える大型ポケットが備えられている。

そう話す佐藤さんにとって、〈ナナミカ〉のゴアテックス ロングダウンコートは適役。ゴアテックスと光電子®ダウンを採用しているので日本以上に寒冷な地域にも対応し、USアーミー/M-1951パーカーシェルをモチーフにしたデザインは街にも馴染むファッション性のある佇まい。佐藤さんは、普段からシンプルなアイテムでコーディネートしているというから、〈ナナミカ〉がなおさら似合います。

このゴアテックス ロングダウンコートは街で着られるし、ぼくが行くような海外の環境でも使える一着だと思う。それなのに重くないから、着ていて疲れません

USアーミーのM-1951パーカーシェルをデザインベースにしているため、フィッシュテールも再現。

その言葉のとおり、光電子®ダウンは体から放出される遠赤外線を利用して保温するので、少ない羽毛量でも温かく、軽い着心地を実現しています。なんと、ダウンに光電子®繊維を混ぜ込む技術を発明したのが「河田フェザー」。ほとんどの人は、光電子®ダウンを着たことがあっても、封入されているから実物を見たことがないはず。それを実際に見せてもらいましょう。

INFORMATION

nanamica DAIKANYAMA

住所:東京都渋谷区猿楽町26−13
時間:11:00〜20:00
電話:03-5728-6550
Instagram:@nanamica_daikanyama

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