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FEATURE
心身を整える、「動」と「静」のメンテナンス 〜後編〜
MONTHLY JOURNAL Jan 2024 vol.2

心身を整える、「動」と「静」のメンテナンス 〜後編〜

今年こそは健康に! と意気込むものの、なかなか行動に移せないのが毎年1月のあるある。ですが、2024年はこの“今年こそ”を実現してみませんか? 仕事に精を出すのも、プライベートを充実させるのも、秘訣は日々のワークアウトとコンディショニングにあり。というわけで、それらを実践する8名にインタビュー! 身体を動かして汗を流す「動」、身体に負荷をかけず心をリセットさせる「静」、2つの視点から心身のメンテナンス術を紹介します。後編では、「静」をルーティンに取り入れる5名のコンディショニングについて伺いました。

CONDITIONING 02. Yoga ヨガを通して自分と会話する。

PROFILE

蒼あんな
俳優

東京都出身。2005年に日本で芸能活動を始め、台湾旅行をきっかけに、アジアで活動拠点を広げるため2013年に台湾へ。現在は日本に戻り、アメリカやヨーロッパなどに拠点を広げ活動中。ちなみに、一卵性双生児の妹がいる。
Instagram:@twins_anna

― ヨガを生活に取り入れるようになったきっかけを教えてください。

最初は「ヨガをやると気持ちいいなあ」くらいで、それっきりやらない、みたいなことが多かったのですが。あるとき、演技の勉強でエネルギーの流れについてもっと学びたいなと思っていたところ、友人に誘われてヨガにいきました。そこで味わった呼吸と身体の動きが合わさった瞬間が、いままで感じたことのない感覚だったんです。「あれはいったいなんだったんだろう?」というところから、ヨガにグッと興味を持ちました。エネルギーの循環を感じたり、それを演技にどう使えるか、という自分なりの楽しみができたことも大きいかな、と。

― ヨガを始めて、身体や心に変化はありましたか?

日常でも身体に意識を向けられるようになったことです! 5秒でも、一瞬身体をじんわり感じてみたり。呼吸と身体を連動させることを習得できたことで、日常におけるさまざまな動作でも、呼吸というものを意識するようになりましたね。

― ヨガを生活に取り入れる方が増えていますが、どのような理由があると考えますか?

私自身がそうなのですが、意識しないと携帯やらなんやらで外的なものに意識が向いてしまうことが多くて。ハッと気がつくと心がせわしない、みたいなことがすごく多いんです。その分、ヨガは立ち止まって自分の身体をゆっくり感じたり対話する時間なので、自分をその場所に取り戻すような感覚がいまの時代に合っているのかな? と感じます。

― 今後参加してみたいヨガイベントはありますか?

大自然のなかで、なおかつ音のない場所で、ただただヨガに集中するイベントがあったらいってみたいです。そして、それっていったいどんな空間なのか、身をもって体感したいですね。

そんな蒼さんの愛用品は、こちら。

ai,
チベット香

「これは友人からもらったのをきっかけに知った、伝統的なチベットの瞑想専用のお香。呼吸に意識を向ける意味でも、お香ほぼ毎日炊いています」

台湾のお土産
ティンシャ

「台湾・チベットの伝統的な雑貨を取扱うお店で購入したティンシャ。お店中のティンシャを鳴らして、自分が心地良いと感じるひとつを決めました(笑)。広がる音に耳を澄ませ、意識を大きくしていくときなんかに使っています」

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