服も言葉選びも、大多数のほうにならないように。

PROFILE
2000年生まれ、東京都出身。2006年から子役として活動し、近年は映画、テレビドラマ、舞台と活躍の幅を広げている。ファッションも大好きで、その日のアウトフィットをSNSにて頻繁に投稿中。4月4日から毎週木曜日ytv『シークレット同盟』、4月16日から毎週火曜日MBS『滅相も無い』にそれぞれレギュラー出演中。映画『辰巳』が4月20日(土)より、『朽ちないサクラ』が6月21日(金)より全国公開予定。
Instagram:@kokoro_morita
ー森田さんはまだお若いですが、芸能活動は結構長くやられているんですよね。
森田:小学校1年生の頃からだから、もう15年以上ですね。
ー俳優業を始めたきっかけはなんだったんでしょうか?
森田:昔からすごい目立ちたがり屋だったので、最初は軽い気持ちで子役の養成所に入りました。あと、私は飽き性なので何事もあまり長続きしないタイプなんです。だけど養成所だとダンスができて、歌も歌えて、そのときどきで習うものが変わるので、どうにか続けることができたという感じで。
ーそこから年数を重ね、いまはどのような思いでお仕事に向き合っているんでしょうか?
森田:唯一、昔から続いているものなので、この仕事で頑張っていきたいなっていう風に思ってます。最近はこうしたファッションのお仕事だったり、お芝居以外にできることが増えてきたので、それがとても楽しくて。


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ー森田さんが演じられている役はとても幅広いという印象を受けるのですが、演じわけることの難しさは感じますか?
森田:実は、自分と性格が全然違う役はあまりなくて。自分の性格を活かせる役が多いというか。逆に、いちから役を作り上げるみたいなことは経験がないので、今後はそういうものにも挑戦していきたいです。ほかにも、原作があるものなんかは、すでにある像に近づけていく必要があるから、そういう役作りにも興味があります。
ー森田さんは本業である役者の仕事のみならず、いまはファッションでも注目を集めていますが、服を好きになったきっかけやこだわりを教えていただけますか。
森田:昔から母親がかわいいものを着せてくれてたので、きっかけはそこですね。いまも母親のイズムは確実に残ってるんですけど、それを軸にしつつ、ごちゃ混ぜで生きてますね(笑)。ブランドものも着るし、古着も好きだし。あとはとにかく、人とかぶらないこと。服だけでなく、言葉選びとかもですけど、大多数のほうにならないように。


ー映画のスタイルを参考にすることもあるそうですね。
森田:感化はされます、完全に。ロンドンの映画を見ちゃったあとは、 チェックのロングスカートを履きたくなったり。3日間くらいは続くかな(笑)。
ー具体的に影響を受けた作品はどんなものでしょう?
森田:『シング・ストリート 未来へのうた』というダブリンが舞台の映画があって、そこに出てくるニットはずっと追いかけてるんですけど、見つからなくて。画像検索してもなかなか出てこないんです…。でもいつか絶対に、ゲットしたいです。