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連載「憧れの逸品」No.468 セルジュ・ゲンスブールもきっと履いたザ・ロウのスニーカー。

ジャズシューズを彷彿とさせる、地を這うようなシルエットに、フラットなラバーソール。

そこに洗練を加えるのが文字どおり、とろけるようなソフトスエードと、ステッチまで黒く染めたカラーパレットです。

本来ならスポーティなあしらいであるはずのサイドを走るステッチワークやつま先の補強革もほどよいアクセントに。

手に取らずとも分かる革の柔らかさ。

これぞミニマルなデザインであり、〈ザ・ロウ(The Row)〉の新作はメゾンのアイデンティティを色濃く反映しています。

その思想を雄弁に物語るのが、副資材を極力排した、一枚革で構成されたホールカット構造。クラフトマンシップに最大限の敬意を払ってきた〈ザ・ロウ〉の本領発揮といったところでしょう。

包み込むようなソールの形状と相まって、そのスニーカーは履き下ろしからしなやかです。

ラバー製のフラットソール。

デイリーな一足としてはもちろん、スーツやジャケパンの外しとしても◎。ノンシャランな装いを仕上げるならこんな一足です。セルジュ・ゲンスブールが生きていたなら喜んで足を滑り込ませたに違いありません。

Clement Sneakers
¥169,400

Photo_Kazuma Yamano
Text_Kei Takegawa

INFORMATION

ザ・ロウ・ジャパン

電話:03-4400-2656
オフィシャルサイト

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