「聞いてます」「勉強になります」とよくお声がけをいただく、ポッドキャスト番組「カルチャーと街づくりの経済学~カルチャースケーパーズ~」。大変励みになります、ありがとうございます。
先日放送の終わった4人目のゲストには、オーガニック食品を中心に扱うグローサリーストア「フード&カンパニー(FOOD&COMPANY)」の白冰さん、谷田部摩耶さんをお迎えいたしました。
#17 やりたい仕事より、つくりたい風景から考える。
2014年に学芸大学で1号店をオープンし、現在は湘南T-SITE、新宿NEWoMan、代官山T-SITEを含む4店舗を展開している「フード&カンパニー」。
共同創業者である白冰さんと谷田部麻耶さんが目指したのは、単に食材を購入する場所ではなく、人と人とのつながりが生まれる店づくり。
大切にしているのは、利便性だけではなく、品揃えの面白さやスタッフとお客さんの会話、地域とのつながりだそう。
資本主義や効率性を否定するのではなく、日々の買い物を通じて、より豊かな暮らしや社会のあり方を提案する「フード&カンパニー」の思想に迫ります。
#18 小規模生産者と小売をつなぐ仕組みとは?
第2回は、「フード&カンパニー」が大事にしている店づくりや生産者との関係について語られました。
商品の売れ行きや利益率だけでなく、作り手の思いやものづくりの姿勢を重視しているとのこと。
現在は約400の生産者と取引し、小規模な作り手と飲食店・小売店をつなぐ商談会やオンラインプラットフォーム「Neighbors Food Market」も運営しています。
日々の接客を通じて育まれるコミュニティのあり方にも、二人の思想が表れているのです。
#19 食のビジネスとロス率0.1%の真実。
事業拡大のなかで直面する課題や、ふたりが大切にする価値観が、第3回のテーマです。
食品小売業界の課題は、利益率の低さ。生産者を支えながら事業を継続するため、カフェやデリなどを組み合わせた複合的な展開も模索しているそう。
また、オーガニックという認証や栽培方法だけで商品を選ぶのではなく、まずは“おいしい”ことが大前提。そのうえで、作り手や環境にもよい選択をしたいといいます。
規模の拡大だけを追うのではなく、業界に影響を与える存在を目指すふたりの姿勢が印象的です。
#20 10年後も愛され続ける店作りの条件とは?
締めくくりとなる最終回では、リスナーからの質問を交えながらトークが繰り広げられました。
テーマは「10年後の出店条件」や「デジタル時代におけるリアル店舗の価値」、そして「創業時のリアルな失敗談」まで。
さらに話題は、これからの日本におけるカルチャーとスモールビジネスの可能性へと波及していきました。
街の個性を育むローカル店舗の役割や、日本の柔軟な文化受容力について深く掘り下げています。
街づくりや食の未来に興味がある人は必聴の内容となっています。

