東京・恵比寿にある「メゾン マルジェラ トウキョウ」の移転オープンから20周年を祝うプロジェクトがついにはじまりました。
それは「MaisonMargiela/ folders」の第二章にあたる取り組み。ストアの歩みをまとめたファイルのウェブ上での公開と共に、その内容はZINEにまとめられました。
ZINEは無料ということもあり、配布の初日だった11月5日、「メゾン マルジェラ トウキョウ」にはその貴重な一冊を求める人たちの長蛇の列ができたといいます。
そして、このストアで11月15日(日)まで開催中のインスタレーション「Unravelled Memory, Rewoven Future」も見どころのひとつです。
展示されているのは、美術作家の鈴木美緒とフランスの歴史的タペストリー工房「Les Manufactures Nationales – Sèvres & Mobilier National」の共作。
今回のために選ばれたタペストリー59点を鈴木が約3ヵ月をかけて一つひとつ丁寧に糸を解き、紡ぎ直して、新たな作品へと生まれ変わらせた作品です。
タペストリーのなかで最も古いものは、約400年前につくられたヨーロッパ製。そこには日本の装飾芸術に着想を得た植物のモチーフが描かれているのですが、それが時を経て、今回こうして日本で見られるところも興味深い点です。
「メゾン マルジェラ トウキョウ」のエントランスをはじめ、店内を飾る作品はどれも大きく、見応えがあります。その制作風景を捉えた映像もストア内で見られるのでぜひチェックを。
11月4日の夜に開かれたプレビューイベントには、現在〈メゾン マルジェラ〉を指揮するグレン・マーティンスをはじめ、多くの有名人が参加しました。
これは〈メゾン マルジェラ〉という、ファッション界のなかで特異な立ち位置をもつのブランドに改めて注目するいい機会です。
なお、今回のプロジェクトのデータはクラウドストレージサービス「Dropbox」に格納され、ダウンロードできるようになっています。

