大人気の連載「古着サミット」にも毎回登場していただき、その知見を惜しげも無く披露してくれている、古着屋「ベルベルジン(BerBerJin)」のディレクター藤原裕氏。
YouTubeチャンネルも好評で、若年層にもファンが増加中の藤原氏は、近年、L.A.発のデニムブランド〈ヤヌーク(YANUK)〉とコラボレーションし、ヒット作を連発していることをご存知の方も多いと思います。この両者による新作コラボアイテムが、8月20日(木)に発売・予約開始されることが決定しました。
今回の目玉アイテムは、ワークやカウボーイなどの背景からサンプリングした希少生地を組み合わせた非デニム素材のウエスタンシャツ。
前回リリースした、“異なる3つの年代をミックスしたヘビーウエスタンシャツ”をベースにしたそのデザインは、ウエストを絞ったヴィンテージのウエスタンシャツと異なり、30年代のワークシャツ的なボクシーなパターンをオーバーサイズに落とし込んでいます。
ディテールは、今までリリースしているウエスタンシャツと同じように、藤原氏が生涯で1度だけ出会ったことがあるという、Tバックのウエスタンシャツからインスパイアされたデザインに。ヴィンテージらしい赤耳使いや、1930~40年代にかけて見られた“ダイアゴナル”と呼ばれるディテールも採用しています。
今回は、1980年に開催された第13回オリンピック冬季競技大会で、アメリカ選手団のユニフォームとして作られたムートンコートをベースにしたムートンジャケットもリリースします。
オリンピック選手や関係者にしか配布されなかったというこの幻の一着は、玉数が少なく、ヴィンテージ業界でもジャストサイズを見つけるのが困難な激レアなアイテムです。コラボアイテムでは、貴重なサンプルからインスピレーションを起こし、今風のオーバーサイズにアレンジしています。
素材は究極の“エコムートン”での再現を目指し、ヴィンテージムートンを参考に40年の“経年変化”も表現。裏面のボアに羊毛100%を使用しつつも、あえてリアルムートンを選択しないことで“軽くて暖かいのにドライクリーニング”を可能にするなど、見た目だけでなく使い勝手も抜群です。さらに吸湿・保湿・保温・断熱・帯電・防汚・帯電防止・抗菌・消臭機能など、リアルムートンの機能性も踏襲しています。
こちらは8月20日(木)に予約発売を開始し、10月下旬入荷予定です。
欲しいと思った時には完売していた…なんてことが起きそうな2アイテムなので、ぜひ早めのチェックがおすすめです。