ナリフリとリーがニケツ⁉︎ 生み出したのは、自転車ライフを乗りこなすためのデニムコレクションです。

Sakura（モデル）

イカしたシティボーイもヒップなあのコも、ビシッとスーツで決めたビジネスマンやおばちゃんだってチャリにまたがり、街を颯爽と駆け抜ける。

そんな光景がすっかり日常の一部になってきた今日この頃。加速する自転車ムーブメントは活況を迎えています。

先月にはフイナムでも１、2、3度にわたって特集しましたが、自転車ライフを一層楽しくしてくれそうなアイテムが、“fashion +bicycle”を掲げる〈ナリフリ（narifuri）〉と老舗デニムブランド〈リー（Lee）〉の手によって生み出されました。

「自転車×デニム」と聞くと少し距離があるように思いますが、このコラボコレクションは両輪が上手く回っています。

ストレッチウエスタンシャツ 各¥20,000+TAX

1959年に登場し、名作と呼び声高いWESTERNERシリーズのオリジンとなったウエスタンシャツ。そのオーソドックスな一着をベースに、前傾姿勢を考慮した着丈の長さや走行時のストレスを軽減させるストレッチデニムなど、自転車ユーザーを唸らせるディテールが至るところに落とし込まれています。

バックポケットのファスナー上部にはリフレクターステッチが使われ、視認性もアップ。

50’sのウエスタンシャツに使われていたイチゴボタンを使用。

背面にはクラシックなジップを使ったポケットもオン。細かいところまでこだわり尽くされていますね。

江川芳文（Hombre Niñoディレクター、XLARGEデザイナー）
4名のクリエイターをモデルに起用したファッションシュートも秀逸です。

91B 高耐久ストレッチワークジャケット 各¥33,000+TAX

一般衣料への大量支給が可能になったジッパーをいち早く採用し、ショート丈と胸ポケットが象徴的な91Bワークジャケット。それを〈ナリフリ〉らしい細身のシルエットと長めの着丈にアレンジされています。

生地には着用時のストレスを和らげ、ハードに扱っても破れにくいストレッチコーデュラデニムを使用。

101Z ストレッチサイクルデニムパンツ 各¥22,000+TAX

荒れ馬を乗りこなすカウボーイのために生み出されたRIDERSシリーズの代表モデル101Zは、オリジナルよりも股上を深くすることで、自転車にまたがった時にウエスト周りが見えないよう配慮されています。それに加え、ダーツや膝のタック使い、スマホポケット、ヒップ周りの補強など、〈ナリフリ〉でおなじみのディテールもしっかりと落とし込まれています。

101Zの代名詞といえるレイジーSステッチにはリフレクター糸が使われ、夜間でも安心して走行できます。

高耐久ストレッチペインターパンツ 各¥26,000+TAX

101Zとともにリリースされるのは、長きにわたってさまざまなワーカーに愛され、〈リー（Lee）〉を象徴するアイテムの1つでもあるペインターパンツです。オリジナルのシルエットを踏襲しつつ、ストレッチコーデュラデニムを使うことでストレッチ性とタフさを両立しています。

大きく設計された右脇のスケールポケットは、スマホも難なく収納できます。さらにバックポケットとハンマーループのステッチにはリフレクター糸を使用。

腰裏とポケットのメッシュによて、ベタつく汗の不快感からおさらば。

アイテムのリリースだけでなく、コラボを記念したデニムフレームバッグ、ステムバッグがプレゼントされるキャンペーンも実施されます。

〈ナリフリ〉が培ってきた機能をまとい、アクティブなシーンでの快適性を獲得した〈リー〉を代表する4アイテム。「これを待っていた」と思ったのは、きっと僕だけではないはずです。