ひとたび街を歩けば出くわす〈アネロ(anello®)〉のバッグ。ベーシックなデザインと手頃な価格帯が魅力で、荒波はげしいバッグ界でも、その市民権を得たと言えるかもしれません。
そんな同ブランドは今年で15周年。さらなる大海を目指し、ある船をこしらえたという。同乗したのは、現代美術家の加賀美健さんと画家の中村穣二さん。探検、いや航海にアクシデントはつきもの。これは舵取りが大変に違いありません。
初めてのアーティストとのコラボレーションにも関わらず、この堂々たる出で立ち。ふたりの軽妙洒脱なクリエイションが、〈アネロ〉のプロダクトに違和感なく溶け込んでいます。お見それしました。
アイテムは10月24日(土)よりオフィシャルショップ限定で販売されます。そしてご購入の方には先着でオリジナル缶バッヂも。バッグにまつわる頓智、いや小言のような言葉が綴られているのです。
また、昨年ニューオープンした「anello® TOKYO」では、釣りをテーマに(おそらく世界初の)バッグの魚拓などを中心としたユーモアあふれる展示と、パフォーマンスを行います。
さらに、初日の10月24日(土)に同店でご購入の方は、ふたりによる「ソーシャルディスタンスサイン会」に参加することができます。ご希望あらば、マスクにだってサインしてくれるとか。
コロナウイルス感染拡大の影響で高まっている釣り需要にかすっているようで、かすっていないようで、ちょっと噛んでる。この腑に落ちなさこそ、加賀美健さんと中村穣二さんだからこそなし得る、絶妙な落としどころかもしれません。
ワンパクでもいい、10月24日はひとまず原宿に向かおう!
加賀美健・中村穣二 anello®のカバンを釣る!!
期間:10月24日(土)〜11月6日(金)
店舗:anello®FLAGSHIP STORE(大阪)、anello®LINKS UMEDA(大阪)、anello®TOKYO、オンラインストア
※コラボバッグご購入の方に先着でオリジナル缶バッジプレゼント。
※初日のみanello®TOKYO でご購入の方限定で、加賀美健さんと中村穣二さんによる「ソーシャルディスタンスサイン会」(15時〜18時予定) 開催。コラボバッグor着用のマスクにサインします。
加賀美 健
1974年、東京都生まれ。 社会現象や時事問題、カルチャーなどをジョーク的発想に変換し、彫刻、絵画、ド ローイング、映像、パフォーマンスなど、メディアを横断して発表している。2010 年に代官山にオリジナル商品などを扱う自身のお店(それ自体が作品)ストレンジ ストアをオープン。
中村穣二
1974年横浜生まれ、千葉育ち。血液型O型。画家。