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“オーセンティック“に終始しない新星ブランド・カン。いまのうちにチェックすべきかと。

派手な服はシーンを選んでしまい、シンプルな服ばかりだと毎日が単調になる。

ワードローブというのはどっしりと構えているように思えて、意外と軸がブレやすいものです。

そんななか、バランサーとしての役割を担ってくれそうなのが〈カン(kan.)〉というブランドです。“ワードローブを支える”というコンセプトからして頼り甲斐がありそうです。

そんな〈カン〉は2020年秋冬にローンチし、オンラインストアやポップアップ中心に展開されてきましたが、今回満を持して東海地区の初展開。そして、2020年春夏のお披露目として「EDIFICE 名古屋PARCO」にてポップアップが開催されています。

YOKOZUNA HOODIE

袖の長さや生地の厚みなど、デザイナー自身が抱えていた悩みのタネをすべて解消した理想形ともいえるフーディ。太番手の糸を使い、しっかりと度詰めした横綱裏毛と呼ばれる肉厚の素材を用いることで型崩れしないよう設計されています。風合いも肉感もまさに横綱級。

DEKA CHAMBRAY

懐古趣味的なアプローチではなく、いま着ることを念頭にビッグシルエットに仕上げたシャンブレーシャツ。猫目のシェルボタンなど、ワークシャツならではのディテールを残しながら、デザインは極力シンプルに。そうすることで、普段のコーディネートに取り入れやすいようになっています。

それだけでなく、岡山の児島にあるデニムメーカーによる上質なシャンブレーを使用。袖を通すたびに、自分だけの風合いに仕上がっていきます。

A-JACK CHINO

1940年代のUSMCトラウザーズをベースにしたワイドシルエットのパンツ。股上の深いワイドタイプながら、レングスはすっきりとした短めに。コインポケットやバックポケットのフラップをなくし、ミニマルなデザインに着地しています。

生地には糸ムラが少なく強度や光沢に優れた生地を使い、しっかりとしたハリとツヤ感が与えられています。またウエストにドローコードを備えているので、イージーパンツとしても履ける使い勝手のいい一本です。

オーセンティックながら、どれも現代的でユーティリティに仕上がったアイテムばかり。新星ブランド「カン」は要注目です!

INFORMATION

kan POP UP SHOP

会期:〜3月15日(火)
場所:EDIFICE 名古屋PARCO
住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1 LE DOME EDIFICE 名古屋PARCO 南館2F
電話:052-238-5781

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