アメリカの名俳優、ジェームズ・ディーンが愛したことでも知られる〈リー(Lee)〉のデニム。中でも、5ポケットのジーンズ「101Z」や、オーバーオールの「91J」は名品として多くのひとに愛されてきました。
今回、「エディフィス」の手引きによって、そんな2つのアイテムを〈マーカウェア(MARKAWARE)〉がアップデート。デニムの無骨なムードを程よく残しながらも、いい塩梅にエレガントなアイテムへと昇華。もちろん、生地に関してもサステナブルを謳うこのブランドらしいものが選ばれています。
1950年代の「101Z」のディテールを踏襲したこちらのデニムは、〈マーカウェア〉の定番であるクリースデニムのシルエットを落とし込んだもの。スラックスのように上品な穿き方ができるアイテムです。
ウエストには共地のダブルリングベルトを通し、現代的なディテールをプラス。二重なったレザーパッチや、アレンジを加えた織りネーム&フラッシャーなど、細かな部分に遊び心あふれるアイディアを盛り込んだところも見逃せないポイントです。
生地はトルコ産のオーガニックコットンを国内でロープ染色し、〈リー〉ならではの濃くて青みがかった藍色を表現。シャトル織機でゆっくりと丁寧に織り、左綾のデニム生地に仕上げています。
一方でこちらのオーバーオールは、〈リー オーバーオール〉の代表作である「91-SB」をベースにしたコラボレーション。特徴的なトリプルシーム、シールドバック(背当て)、BIBポケットといったディテールはそのままに、ゆったりとした腰回りから裾に向かって細くなるテーパードラインにアップデート。都会的で洗練されたシルエットになっています。
アルゼンチン・パタゴニア地方で採れたオーガニックウールを原料に織ったタイプライター生地は、滑らかで適度なハリとコシがあり肌離れが良いのが特徴です。こちらはブラックとネイビーの2色展開とのこと。ステッチが際立つネイビーもいいし、ストイックな印象のブラックも魅力的です。
発売は本日(5月27日)から。「エディフィス」各店、〈マーカウェア〉の直営店である中目黒の「PARKING」、そして両ブランドのオンラインサイトに加え、〈リー〉のサイトでも購入可能です。
どうしても土臭さがつきまとってしまうデニムを上品にアップデートした本作。普段デニムを穿かないひとも、これならチャレンジしてみる価値はありそうです。
Text_Yuichiro Tsuji
“Lee × markaware for EDIFICE” 販売店
・エディフィス各店
・PARKING
住所:東京都目黒区中目黒 1-3-8 渡辺ビル 1F
電話: 03-6412-8217
・エディフィス オンラインストア
・マーカウェア オンラインストア
・リー オンラインストア