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ユザーンと吉田愛が監修した波佐見焼のカレーのお皿。

いまこそ家カレーを突き詰めるとき。味も大事だけど、お皿はどうしてる?

波佐見焼のブランド〈ゼント(zen to)〉は昨年の立ち上げ時、カレー皿を販売しました。小宮山雄飛さんとツレヅレハナコさんという、2人のカレー好きがデザイン監修。詳細はこの記事で確認を。

そして第2弾が、この度発売となります。今回のお皿を監修するのは、タブラ奏者のユザーンさんと、建築家の吉田愛さん。

ユザーンさん監修「仕切りが取れるカレー皿」¥3,960

まずはユザーンさん。ベンガル料理に特化したレシピ本『ベンガル料理はおいしい』を作ったり、自身のインスタグラムでも自作のカレーを更新するなど、自他共に認めるカレー好きです。監修したのは「仕切りが取れるカレー皿」。

1食ぶんをワンプレートに盛り付けられる仕切り付きのカレー皿をよく使っています。洗い物も少なくなって便利です。ただ、カレースペースが2ヶ所のものと3ヶ所のもののどちらにするかを購入時にかなり悩むんですよね。3ヶ所あるとうれしいけれど、常におかずを3品も作れないし。そんな悩みを解決する方法を思いつきました。仕切りをひとつ、着脱式にすればいいのです。いろいろ作った日は仕切りを付け、1種のカレー&付け合わせぐらいで済ませたい日は外す。単純ですが、かなり活用できますよ。そしてこの皿は、カレー多めが好みな人とライスをしっかり食べたい人のどちらにも対応できるようにもなっています。皿の前後を逆にするだけなんですが。(ユザーン)

あるようでなかった取り外す機能。たしかに便利です。取り外した仕切りは、スプーン置きとして使ってもよさそうです。

吉田愛さん監修 「plate 245」¥3,300

一方の吉田愛さん。建築家としての活動のかたわら、“会社と社会の健康”をコンセプトにした飲食店「社食堂」もプロデュースしています。オリジナルメニューとして開発した山椒キーマカレーは人気を呼び、現在はレトルトで販売されるほどです。そんな吉田さんのお皿がこちら。

数年前に設計事務所内にキッチンを設け「社食堂」という食堂を始めました。お店の看板メニューとなるオリジナルカレーを考え始めてから、様式なんてものに捉われることなく無限の組み合わせで進化するカレーという小宇宙に魅了されました。そんな私が使いたいカレー皿とは、どんなカレーを盛り付けても“美味しい風景”を生み出し機能がデザインとなるニュースタンダードな形。鉄粉入磁土のマットな質感を残した底面と釉薬で仕上げた滑らかな質感のコ ントラスト。ソリッドな外側のカットに対しスプーンの形に沿う曲率を用いた内側の柔らかな曲線。自然な重なり具 合が生まれるテーパーの角度によりスタッキングされたお皿自体がキッチンを美しく彩る要素になるよう設計してい ます。「見る、触る、盛り付ける、食べる、収納する」といった一枚のお皿にまつわる様々なシーンにおいて“用の美” を感じる、どんなお料理にも合い日常に豊かな表情を与えるお皿です。(吉田愛)

無駄がないです。サフランライスも非常に映えるし、最後に残ったお米もしっかりすくえる。こちらは3色展開。カレー以外にもいろいろ使えそうなお皿です。

どちらも発売日は4月22日(木)。〈zen to〉のオンラインストアと、東京・中目黒にある「ブリック&モルタル(BRICK & MORTAR)」で販売されます。

北大路魯山人も「食器は料理の着物である」という言葉を残しています。せっかく作ったおいしいカレーには、素敵な“着物”をまとわせてあげてください。

INFORMATION

ブリック&モルタル

住所:東京都目黒区中目黒1-4-4
電話:03-6303-3300
時間:12:00〜19:00
公式サイト

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