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水にジャブッ、足にピタッ、レザーがキュッ。自分でレザーシューズを成型できる「foot cast」はエンダースキーマから。

ものづくり、こと靴づくりには一切の妥協を許さない〈エンダースキーマ(Hender Scheme)〉。靴の可能性をひたむきに追求する彼らだからこそのアイテムが、このたびリリースされました。

成型前

成型後

成型前

成型後

革靴はスニーカーと異なり、足に馴染むのにはかなりの時間がかかります。はじめのサイズ選びから、その後のメンテナンスなど、育て甲斐がある一方ですこし面倒なのも正直な話。そこで〈エンダースキーマ〉が考えたのがこちら。

その名も「foot cast」。「シューズを水で濡らす→足を入れて成型→乾かす」という思わず目を疑うプロセスを踏むことで、自身の足をモデリングし、ぴったりのレザーシューズをつくり出すことができるのです。

レザーの可塑性を活用し立体物を成型する”ウェットフォーム技法”をヒントに、試行錯誤を繰り返して制作された本プロダクト。購入した製品が完成形なのではなく、手に取ったひとがその過程に参加することで完成する。ひとの生活の延長線上のアイテムは、まさにブランドの理念が通っている一品と言えそうです。

foot cast///6 hole ¥38,500

foot cast///slip on ¥36,300

ファーストシーズンは2型を用意。ホールカットシューズをベースに、羽根とタンを縫合するステッチがポイントの「6ホールシューズ」と、モデリングのため履き口のサイズやシルエットを調整した、シンプルなパンプスの形状の「スリッポン」です。

さらにシューズは「foot cast」に合わせた特別な設計にしています。いろいろな足の形をしっかりとモデリングできるよう、通常より甲の厚みを減らし、レザーはすべてモデリングに適した素材である「ベジタブル タンニン鞣し」によるものを採用。アッパーには一枚仕立てで使える張り感と、きめ細やかでしなやかさのあるキップレザーを、ソールには、足あたり、返り、沈みを考慮したイタリアンベンズをセレクトしました。

モデリング・キットとして使用できるオリジナルのシューズボックスには、シューズを濡らす際に用いるPVCバッグ、完成したシューズを保湿するためのデリケートクリーム、イラスト付きの説明書が同梱されます。また、説明書のQRコードからは、詳しい手順を説明した動画も見られます。

オーダーメイドで職人の経験に頼るわけでも、ハイテクノロジーに頼るわけでもない。〈エンダースキーマ〉らしい提案は、人々を新たなシューズ体験へと連れて行ってくれそうです。

すでに発売中。〈エンダースキーマ〉直営店のスキマ、取扱店舗にお問い合わせください。

INFORMATION

foot cast

foot cast///6 hole(フットキャスト/// 6 ホール)
価格:¥38,500
カラー:natural, black, black/white
素材:cow leather
※PVCバッグ、クリームがセット

foot cast///slip on(フットキャスト///スリッポン)
価格:¥36,300
カラー:natural, black
素材:cow leather
※PVCバッグ、クリームがセット

取り扱い店舗
・スキマ 恵比寿
住所:東京都渋谷区恵比寿2-17-20 長谷川ビル1F
電話:03-6447-7448
・スキマ 合羽橋
住所:東京都台東区元浅草4-2-10 高橋ビル1F
電話:03-6231-7579
・スキマ 宮下公園
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK North 2F
電話:03-6434-1197
・オフィシャル オンラインショップ
URL:http://online.henderscheme.com
※ほか、全国の〈エンダースキーマ〉取り扱い店舗にて展開予定。

公式サイト
公式インスタグラム

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