〈エンダースキーマ(Hender Scheme)〉の最新コレクション「23SA」が到着しました。毎シーズン、想像のちょっと裏をつくアイデアに驚かされるわけですが、一方で変わらないことの重要さにも気づかさてくれるブランドでもあります。
今回はというと、ものづくりの基点であり、核をなすレザーシューズの伝統や慣習をフラットな視点でアップデートし、クラシックとコンテンポラリーが融合したコレクションとなりました。以下にてご覧ください。
新作シューズは、元々は泥除けとして生まれ、現在は装飾として使用されることも多い「キルト」に、ダブルジップのファスナーを縫い付け、ポケットを作ることで新しい機能を与えた「purse trek」や、クラシックなアッパーに、放射線状に広がるファスナーとスリットのラインを合わせた「front fastner」、キルトタッセルのアッパーとラバーカップソールを組み合わせた「klein」など、全12型をラインナップ。
ヴィブラムと共同開発したオリジナルソール「kamaboko Vibram sole」を搭載したシューズ2作目となる、「meadow kilt moca」もリリースいたします。
小物のコレクションでは、イタリアの職人によるスクラッチ加工が施されたレザーを採用した「graze(グレイズ)」シリーズを新たにリリース。1枚仕立てのウォレット「vertical wallet」や、ラウンドエッジが特徴のボックス型のレザーケース「3d case mini」などのスモールレザーグッズを製作しました。
伝統的な技法と新しい技術、レザーの特性や風合いを活かしたアイテムをラインナップしています。
バッグは、弾力のあるレザーの質感を活かし、口元を切りっぱなしに仕上げた新作の「piano shoulder」、きめ細やかで撥水力もあるニットの収縮素材を使用した「flap shoulder」、ダンガリー生地とレザーを組み合わせたシリーズの新作など、レザーのみならず、ファブリックをメインマテリアルとした新作も揃います。
今シーズンのファブリックシリーズは、ラミネート加工とオーバーダイ(後染め)により、独特な光沢と凹凸が魅力のリップストップナイロンを使用したコレクションを発表します。
さまざまなジャンルの系譜に敬意を払いながらも、軽やかに常識を超えていく。ただ、軸足はぶらさない。改めて〈エンダースキーマ〉らしさに惹かれるコレクションとなっています。発売は6月10日(土)より、直営店のスキマ各店舗と全国のお取り扱い店舗にて順次スタートです。
Hender Scheme 2023 summer/autumn
発売日:6月10日(土)
販売場所:スキマ 恵比寿、スキマ 合羽橋、スキマ 宮下公園、スキマ 大阪、スキマオンラインショップ、全国のお取扱い店舗、全国の取り扱い店舗