デニムにアートを彫る。タトゥー界のレジェンド、ヘンク・シフマッヒャーとジースター ロゥのコラボが登場。

「人類史上、最も偉大な発明のひとつは針だね」

そんな言葉を残すのは、オランダ人タトゥーアーティストのヘンク・シフマッヒャーさん。カート・コバーンをはじめ、レディ・ガガやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなど、名だたるポップスターたちの身体にアートを刻んできた、タトゥー界のレジェンドです。

いまもなお第一線で活躍し続ける彼が、デニムシーンを牽引しているブランド〈ジースター ロゥ（G-Star RAW）〉とのチームアップを実現。

針が紡ぐ芸術であり、自由の象徴であり、反骨精神を表すツールでもある。そんなタトゥーとデニムの共通項を体現したかのようなコラボコレクションがリリースされます。

オーバーオール:G-Star RAW x ヘンク・シフマッヒャー ¥44,000

登場するのは、軽量でタフなダンガリー地を採用したオーバーオール。

シフマッヒャーさんが脚に入れているトライバルタトゥーをモチーフに、その伝統的な民族文様を繊細かつ緻密なステッチワークで表現。また、彼が長年愛用してきたオーバーオールをヒントにダメージやスクラッチ加工を施すなど、シフマッヒャーさんのスタイルを感じさせるヴィンテージライクな風合いも特徴的です。

そしてバックには、シフマッヒャーさんがメキシコで発見したというスマイルフェイスのスカルを刺繍。これは彼のサイン画にもよく用いられるモチーフで、ウインクしたキュートなデザインが無骨ななかに軽快さをもたらしています。

「ダンガリー地はとにかく制限なくどんな動きにも対応できるし、仕事中も服に気を取られることがないんだ。もともとは職人用の服だったのだが、俺の仕事着としてもぴったりだったってわけ」 と、シフマッヒャーさん。ワークウェアとしての堅牢性と機能性を持ち合わせたこちらは、デイリーユースでもガシガシ着用できそうです。

まるでセカンドスキンのように身体に馴染み、着れば着るほど風合いを増していくオーバーオール。シワや擦れなどのエイジングが、タトゥーのように着る人の生き様を物語ってくれることでしょう。