ベネズエラ出身の奇才、アルカことアレハンドロ・ゲルシ。ヒップホップやポップス、エレクトロ、ノイズなどジャンルの異なる音楽を飲み込み、咀嚼したような雑食的サウンドで支持を集めています。昨年、4枚目のアルバム『KiCK i』をリリースした際には、自身がノンバイナリーであることを公表。ジェンダーに囚われないミステリアスな容姿も相成り、唯一無二の世界を築きつつあります。
そんなアルカに今回、〈レイバン(Ray-Ban)〉が声を掛けました。
発表されたのは「アビエーター」がベースのコラボモデル。特徴的なティアドロップのフレームをビッグサイズに変更した二本で、シンプルなデザインながらその存在感は抜群。アイコニックなダブルブリッジには光沢感のあるレザーのブローバーが用いられ、通常のものとは全く異なる個性を目元に与えます。
ホワイトフレームの「リジェネレーター」には光の反射によって表情を変える調光レンズを、ブラックフレームの「ボルテックス」には黒のミラーレンズを組み合わせています。白と黒、どちらもアルカの妖艶な雰囲気をそのまま落とし込んだようなデザインになりました。
2本のリミテッドモデルは、各色200本限定でシルバーの特製ボックス入り。割れた鏡のような凝ったデザインで、黒のパテントレザーのケース、リーフレットが一緒に収められています。それぞれにあしらわれた、ペンキが滴り落ちるような “ARCA” の文字と真っ赤なキスマークもファンには堪らないのではないでしょうか。
この取り組みは、世界のアーティストと企画する「Ray-Ban Studios」のひとつとして生まれました。10月20日(水)から一部の〈レイバン〉の直営店とオフィシャルオンラインストアで発売されます。