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エレガントと機能の共存を可能にした、タリアトーレの22年秋冬コレクションがお披露目。

クラシックなファッションと言っても、表現の仕方はブランドによってそれぞれ違います。その中でも、1998年にピーノ・レラリオ氏が創業した〈タリアトーレ(TAGLIATORE)〉は、クラシックなスタイルに、時代に合った生地、機能性をうまく取り入れ、高い支持を得ています。

そんな〈タリアトーレ〉から、22年秋冬コレクションのシーズンビジュアルが届きました。

注目したいのは、やっぱり生地使い。これまでもオリジナルの生地をデザインするほどテキスタイルにこだわってきたブランドですが、今シーズンはカシミヤやキャメルといった高級素材をメインに採用。そこにウールやシルクなどを混紡させることで、素材に表情をつけ新鮮さを演出しています。

秋冬らしいコーデュロイや、艶やかなベルベット素材も見逃せません。シルクを混紡させて光沢感を出したり、配色や柄の大きさをトレンドに合わせて調整するなど、クラシックさを大切にしながら、同時にカジュアル化が進むいまのトレンドもしっかり汲み取った仕上がりになっています。

秋冬は素材が重くなりがちですが、どの素材も肌触りは柔らかく軽やか。それに調和するかのように、ジャケットは副資材を極力省いたアンコン仕立てに。クラシックな見た目からは想像できないほど、快適な着心地を実現しています。

〈タリアトーレ〉のアイコンとも言えるシャープなシルエットは健在ですが、適度にボリュームのあるシルエットのアイテムがラインナップしているのも今季らしいポイントでしょう。

時代に即したアレンジはこんなところまで。ダブルジャケットは6つボタンが主流ですが、〈タリアトーレ〉は4つボタンをチョイスしています。

カラーはモノトーンに加えて、ブルー、ブラウン、ボルドー、オレンジといったビビッドな色合いが今季のキーカラーに。秋冬のファッションがより一層楽しくなる豊富なカラーパレットです。

エレガントと快適性は相反するものだと思ってしまいますが、〈タリアトーレ〉の手にかかれば、その2つの要素は共存可能。いまの時代のクラシックを定義する新作コレクションをご堪能あれ。

INFORMATION

TAGLIATORE

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