ソルトアンドペッパーの次なる展示はサラ・ラビン。デジタルエアブラシの作品が一堂に会します。

ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、サラ・ラビン（SARA RABIN）の展示「PIERO」がフイナムのブログでもお馴染みの「ソルトアンドペッパー（SALT AND PEPPER）」で始まります。

まずは今回展示される作品を！

近年、デジタルエアブラシによる作品を軸に制作をしているというサラ・ラビン。クライアントに名を連ねるのは、〈シュプリーム〉や「バーニーズ ニューヨーク」、「VICE」に「ヴォーグ」、「A24」など、さまざまな仕事をこなしています。

ステートメントは以下を。

これまでのキャリアを通して様々な形でプロジェクトに携わる中で、色々なことができる楽しみと同時に苦しさも味わってきた。今回展示する作品群はパソコンで制作したエアブラシ作品。デジタル作品に興味を持ったのは小学校のときのこと。クリックだけでイメージを創ったり、消したりできるソフトウェアがもたらす永遠の可能性に魅了された。デジタルアートはその深みを学べば学ぶほど、クリエイティブでパワフルな気持ちをもたらしてくれる。何度でも失敗を繰り返すことができるデジタルでのモノづくりには、なぜだか乱暴で大胆な気概を感じる。
本展は私が蒐集する80年代のビューティーキャンペーンからインスピレーションを受けたもので、その多くが日本人アーティストの作品。それに加えて自然とサイエンスフィクションという自分の逃げ道からも影響を受けた。楽しんで！

どこか山口はるみさんのような懐かしさを感じるのは、日本人アーティストからの影響だったんですね。デジタエアブラシによる作品が一同に会すのは世界初の機会とのこと。作家も来日するらしいので、要チェックです！