数ある定番的なモノのなかでも根強い人気を誇る〈バーバリー(BURBERRY)〉のコート。特にここ数年、古着の市場ではその価値の見直しが進み、数十年前のモノでも高値で取引されています。
ここで紹介するのは〈バーバリー〉のトレンチコートに焦点を当てたポップアップストア。2月8日(水)から「伊勢丹新宿店 本館2階」にオープンします。
目玉のひとつは、ヴィンテージのトレンチコートの販売。1960年代から90年代にかけてつくられた78着が用意され、一着ずつナンバリングされたタグが付きます。もちろん丁寧にリペアされているので状態を気にする必要はありません。
これだけではなく、新しいヘリテージ トレンチコーチもラインナップ。イギリス・ヨークシャーの自社工場で織り上げられる、シワになりにくい構造のビスポーク ギャバジンを使用した品々です。
アーカイブを現代に合う形でアップデートしたモデル「ケンジントン」をはじめ、重ね着に適したシルエットの「ウォータールー」、最もスリムな「チェルシー」、クラシックなカーコート「カムデン」が並びます。
さらに、イニシャルの刺繍やパッチ、ボタンのパーソナルサービスも。このためにイギリスから職人が来日するというから驚きです。
このポップアップストアの空間は、日本のクリエイティブ・ユニット「SPREAD」が担当。トレンチコートの過去から現在、そして未来を表現した没入型のインスタレーションになるといいます。
トレンチコートを通じて〈バーバリー〉という歴史あるブランドへの理解が深められる貴重な機会です。気になる方はお見逃しのないようにお願いします。
Photo_© Courtesy of Burberry