トラベル需要が戻りつつあるいま、上り調子のブランドといえば〈リモワ(RIMOWA)〉です。ここ数ヵ月、直営店ではスーツケースがものすごい勢いで売れているといいます。
そんな状況を追い風に行われるのが、ブランド誕生125周年を記念したエキシビション「SEIT 1898」。これは貴重なアーカイブを通して、19世紀、20世紀、21世紀と続く〈リモワ〉の軌跡を辿る内容です。
移動手段の変化と共に姿形を変えてきた旅行鞄の変遷に加え、現在では当たり前になったアルミニウムやポリカーボネートといった素材、アイコニックなグルーヴのデザイン、そしてスムーズな移動を可能にしたマルチホイールなど、スーツケースの進化の過程を分かりやすく紹介。
見どころはそれだけではありません。世界的なアーティストの私物や代表的なコラボレーション、特別企画のためにつくられた作品なども展示。以下をご覧いただくとそのすごさが分かると思います。
この他、来場者が楽しめる参加型のコンテンツも用意されるとか。
開催は6月9日(金)から18日(日)まで。会場は原宿駅近くのイベントスペース「ヨドバシJ6ビル」(旧ジング)です。入場は無料ですが、特設サイトから予約するのがおすすめ。混雑時は予約した方が優先されます。
なぜひとは旅に出るのか。コロナ禍が明け、再び世界各地に行けるようになったいまだからこそ、このエキシビションは我々に旅の意味を問いかけるのかもしれません。