左からゴールドウイン ヘリーハンセン事業部長の古賀淳史さん、オーセンティックジャパン代表取締役社長の久我一聡さん、葉山マリーナー取締役社長の壽浅 実さん
一気に春めいてきた今日この頃。地域によっては最高気温が20度を超える日も出てきました。そうなってくると、海へと繰り出したくなるのが人情というもの。
海遊びをより安全、安心に楽しむためのマリンスポーツ向け捜索支援サービス「ココヘリマリン」のご紹介をさせてください。GPSでの位置情報を共有し捜索できるという優れものです。
元々、山岳遭難対策制度として8年前に「オーセンティック ジャパン（AUTHENTIC JAPAN）」社が立ち上げたサービス「ココヘリ」。
発信機からの専用電波を捜索隊の受信機で受信する直接通信により、スマートフォン通信圏外でも迅速な捜索活動が実施できるサービスとして会員数16万人を誇ります。
その海版が本年満を辞してリリースされ、この度フイナムでもお馴染みの〈ヘリーハンセン（HELLY HANSEN）〉からオリジナルモデルが登場したことを記念して、この度、葉山マリーナにて海上でのデモンストレーション体験が催されました。
発信機からは3つの電波が発信されています。
一つ目は「GPS」、ご家族や捜索機関に位置情報と時間を共有します。ネットワーク通信圏内であれば3分おきに発信機の位置情報を基地局に送信いたします。
二つ目は「Bluetooth」での直接通信。現地の仲間や友人でも捜索が可能です。
そして三つ目が「専用電波」です。捜索ヘリや公的機関が捜索する際に使用するものです。
デモンストレーションのなかで、実際に海上で落水者の捜索が行われたのですが、かなり精度の高いガイドに驚きました。波が高い時など目視がしづらい時でも、一発で落水者を発見することが可能かと思われます。
今回、〈ヘリーハンセン〉からは、「ココヘリマリン」の発信機を入れられる専用フローティングベストが発売になりました。
また、全国のマリーナでは初となる、葉山マリーナのシースタイル利用者に「ココヘリマリン」の無償レンタルサービスも開始。
GWなどの大型連休を控え、水遊びシーズンがまもなく到来するわけで、痛ましくも毎年起きてしまう水難事故を少しでも減らそうというこの試みは、大変意義があるものと言えるでしょう。
少しでも海好き、水遊び好きの方に広まりますように。
サービスの詳細はこちらをご覧ください。
