「ゴールドウイン(Goldwin)」がメインスポンサーを務める「せとだレモンマラソン」は、瀬戸内海のシーサイドが舞台のレース。食・景色・滞在を掛け合わせたスポーツツーリズムや、マイボトルの携帯にカーボンオフセットといった環境負荷を減らすための取り組み。瀬戸田の豊かな自然や文化に触れながら、走ることで無意識のうちにサステナビリティへコミットできる、“マラソンの新しい姿”を体現した大会なのです。
第3回大会の開催は2025年2月23日(日)。当日に向けて、共に環境負荷の低い大会運営を模索してきたパートナーでもある「ゴールドウイン」の協力のもと、この大会に出場予定のランナーを中心に、決起集会を兼ねたグループランニングが開催されました。
集合場所は明治公園。国立競技場や神宮球場といったスポーツ施設に囲まれたこの公園は、大規模な再整備を経て2024年1月にリニューアルオープンを果たしたばかり。
まずは「せとだレモンマラソン」の実行委員会メンバーである矢崎智也さんが、マイボトルランをはじめとする環境に対する取り組みや瀬戸田の自然について話します。その後はみんなで円になって自己紹介タイム。はじめましての人とでも打ち解けやすいのは、“ランニング”という共通項があるからこそ。今回のグループランに関しては「せとだレモンマラソン」という同じ目標があるのでなおさらです。
東京都心部を爽快に駆け抜ける!
では早速、グループランスタート!
今回のコースは明治公園を起点に、国立競技場、神宮外苑を経て、赤坂御所の外周をぐるっとまわる、約6キロのラウンドコース。
神宮外苑の銀杏並木を横目に、権田原の交差点から四谷方面へ。
迎賓館の正門前から赤坂方面へ。東京都心部の景色を味わいながら、爽快に駆け抜けていきます。
40分ほど走り、身体がほどよく温まったところで、明治公園に戻ってきました。
そしてフィニッシュ! 約6キロの道のりを走り終えました。建物が密集する東京都心部ですが、コースを選べば広々とした道や美しい自然があり、気持ちよく走ることができるんですよね。
この日の天気は快晴。東京都心部は抜けるような青空が広がっていました。「せとだレモンマラソン」の大会当日も、この日のような好天に恵まれることを祈るばかりです。
なお、このグループランは東京に加え、新たな取り組みとして「ザ・ノース・フェイス 岡山」と「ザ・ノース・フェイス 福山」でも開催されました。
「ザ・ノース・フェイス 岡山」で開催されたグループランの様子。
関西地区ではセミナー形式で「せとだレモンマラソン」のプレゼンテーションが行われ、大会同様のアットホームな雰囲気のもと、有意義な意見交換ができたようです。同じ目標があるからこそ広がるコミュニケーションの輪。これもレースの醍醐味のひとつと言えるでしょう。
三者三様。せとだレモンマラソンにかける思い。
「せとだレモンマラソン」に出場予定のランナーたちは、日頃からどんなスタンスでランニングと向き合っているのか。そして、この大会にかける思いとは。ハーフマラソンの部にエントリーしている福内櫻子さん、ディーン・アイザワさん、ロドリー明美さんの3名に聞いてみました。
左:福内櫻子さん(ランニングアンバサダー)
中:ディーン・アイザワさん(イラストレーター)
右:ロドリー明美さん(モデル)
「『せとだレモンマラソン』は一昨年と去年も出場していて、人の温かさや自然の美しさが印象的でした。再び現地へ行けるのは嬉しい限りです。今年は大会開催に伴うCO2をオフセットすると聞いて、環境に対する取り組みが年々進化していて素晴らしいなと思いました。ちなみに、私はこの大会の1週間後にフルマラソンを控えています。当日は、身体に負荷がかからないペースで、景色や応援を楽しみながら走りたいと思います」(福内櫻子さん)
「身体を動かすことが大好きで、日頃からさまざまなスポーツやアウトドアを楽しんでいます。マラソン大会はこれまで縁がなく、今回の『せとだレモンマラソン』が初めての挑戦。21.0975km…、緊張しますが、瀬戸内エリアには訪れたことがないので楽しみの方が大きいです! レースはもちろん、その前後の食や景色、滞在なども含めて、旅を楽しみ尽くしたいです」(ディーン・アイザワさん)
「自然が好き。アウトドアが好き。『せとだレモンマラソン』が開催される瀬戸内エリアも自然が豊かと聞いているので、とても楽しみです。また、この大会は、給水ポイントで使い捨てカップを使わずに、ランナーがマイボトルを持って走るなど、環境に配慮した運営が行われているんですよね。その姿勢や取り組みにも共感しています。大会当日は、タイムやペースを気にせず、マイペースに楽しみたいです」(ロドリー明美さん)
一ヶ月後に迫る「せとだレモンマラソン」。フイナムはの大会当日とその前後、この3人を現地で密着取材する予定です。その模様は後日、フイナムのFEATUREでレポートします。乞うご期待!
【せとだレモンマラソンへの道】Vol.1 地域とランナーに愛される温かなレース。ゴールドウインとともに提案する「マラソンの新しい姿」とは?
Photo_Kanta Nakamura
Text_Issey Enomoto