「シップス(SHIPS)」は今年で創業50周年。アメリカやヨーロッパをはじめとする世界各国から厳選した “本物” を届けつづけてきました。
そんな歩みのなかで出会ったいくつかのブランドにお声がけし、「シップス」の節目にふさわしいスペシャルなアイテムが誕生しました。
具体的なアイテムをご紹介する前に、50周年を記念して制作したハウスタータン「SHIPS」について。
協力してもらったのは、1868年創業のスコットランド・エジンバラに拠点を構え、正統な英国のトラディショナルスタイルを継承するテイラー&キルトメーカー「キンロック アンダーソン(Kinloch Anderson)」。
「シップス」にまつわるストーリーや自然界の色彩から着想を得て、さらに会社としての伝統や哲学、スタイルを配色に刻みこみました。このタータンは、スコットランド・タータン登記所(The Scottish Register of Tartans)に正式登録されていて、今シーズンのコレクションアイテムの随所に配されています。
さてここからは限定アイテムをご紹介しましょう。
まずは、イタリアントラッドを体現するブランドとして長く愛されつづけてきた、「シップス」のエクスクルーシブブランド〈ヴァルディターロ(Valditaro)〉。
同ブランドらしい3パッチポケットに、50周年を記念したエンブレムとメタルボタンを配したネイビーブレザーです。イタリア仕立てのブレザーに、アメリカ製のメタルボタンと英国製のエンブレムを配し、異なる文化が融合された一着に仕上がっています。
次は「シップス」の設立当時から取り扱っている〈グルカ(GHURKA)〉からバッグが登場。
現在もNYでハンドメイドによる真摯なものづくりをしている彼らですが、今回は同ブランドの象徴でもあり、トラファルガー時代のモデルを彷彿とさせるNo.5「エグザミナー」を別注しました。
表地などは当時のまま、裏地はファーストモデルで存在していた幻の無地仕様に。ロゴには「SHIPS」ネームが刻印されています。限定50点の展開です。
一番の目玉と言っても過言ではないのがこちら、〈マルセル ラサンス(MARCEL LASSANCE)〉。かつて別注で話題となった〈オールデン(ALDEN)〉との協業が今回実現しました。
現在では希少なケンドールラストが採用されたプレーントゥとチャッカブーツを復刻。スクエアトゥのおかげでミニマルでコンチネンタルな雰囲気がむんむんです。
アッパーは 言うまでもなくホーウィン社のシェルコードバン。インソールには3社のロゴが刻印され、語り継がれる希少な名品が再び誕生しました。
「シップス」を象徴すると言っても過言ではないネイビーブレザーが、今回トリプルコラボで登場。〈ティッカ(TICCA)〉のダブルジャケットをベースに、「マニプリ(manipuri)」製のSHIPSエンブレム柄の裏地や「S」の刻印ボタンを採用しました。
50周年にちなんだ5種類の缶バッチも付属。時代を越えて愛される定番品に、新しいエッセンスが加わり、またとない仕上がりです。
〈クチュール ド アダム(COUTURE D’ADAM)〉別注のフォトTシャツは、20世紀を代表するフォトグラファー、サム・ハスキンスの写真集から3柄のアートワークをセレクト。
ハスキンスは、その革新的な作品で現在も世界中の写真家や映画監督、ファッションデザイナーに多大な影響を与えつづけている写真家。今回は、女性を被写体にした写真をもとに、シンプルなデザインで完成させました。
1979年の「SHIPS WOMEN」誕生時にインスパイアされた、映画や女優たちに着想を得た特別なデニムも登場。
ジェーン・バーキンが愛用していたヴィンテージデニムをイメージし、ダメージや汚し加工を施しました。サイドに切り替えを加えたフレアシルエットは脚のラインを美しく引き立たせます。
50年の軌跡を刻む特別なシグネットリングも登場。今回を機に制作したオリジナルの紋章をモチーフとしてあしらいました。また、両サイドの「S」とアンカー(碇)を立体的に彫ってボリュームを出し、アームを細く仕上げた洗練されたデザインです。
素材は925シルバーと、K18ゴールドメッキ925シルバーを採用。原型製作から生産、研磨、錬金など全工程を日本で行なったこだわりの一品です。
その他にも、さまざまなブランドに別注した限定アイテムをラインアップ。「シップス」゙の50年の軌跡に想いを馳せながら、ぜひアイテムをチェックしてみてください。
SHIPS
予約開始日:2月14日(金)
予約サイト:SHIPS 公式オンラインショップ
発売日:3月7日(金)
販売場所:全国のSHIPS各店舗、SHIPS 公式オンラインショップ
※商品によって発売時期が異なります。
※展開商品は店舗によって異なります。