日本には四季を楽しむ文化があります。でも、それを旅なんかに出て、すっ飛ばす楽しさがあるのもたしか。海外への旅は特にその変化が大きいですが、国内でもそれを味わうこともできるんです。
たとえば、春の沖縄。すでに海開きもしていて、春なのにまるで夏のよう。沖縄に住むひとから、台風の来る6月までがひとも少なく狙い目だ、なんて聞いたこともあります。それを実際に味わいたくて、「西表島ホテル by 星野リゾート」へ。実際に滞在して感じた3つのポイントを、スマートフォン「OPPO Find X8」で撮った写真とともに紹介します。
1.春でもとにかく海を味わい尽くす!
4月の平均気温は22℃で、5月に入ると25℃超えの夏日が連日続く西表島。朝晩以外はTシャツで過ごせる気持ちのいい気候で、2月下旬から4月下旬のことを沖縄では“うりずん”と呼び、もっとも過ごしやすい季節と言われています。今年の西表島は3月15日に海開き済みで、海を楽しんでくれと言わんばかりのビーチが待っていました。
滞在したホテルの目の前には「月ヶ浜(トゥドゥマリ浜)」というビーチが広がり、到着したらすぐにビーチへ行くことも。ここの砂浜はプライベートビーチのようなゆったりとした時間が流れていて、チルに最適。もちろん海へも入れるんだけど、ただそこにいるだけでも癒やされます。
「月ヶ浜」から見るサンセットはとても綺麗。
もっと楽しみたくなったら、レンタカーで移動するか予約制のツアーに参加するのもおすすめです。「西表島ホテル by 星野リゾート」でもアクティビティを楽しめる多数のツアーがあって、今回は二つに参加してみました。
船で向かう途中の海の色も楽しい「イダの浜で遊ぼう!」は、白い砂浜、そしてとにかく綺麗なグラデーションの海が最高! 「イダの浜」は船でしか行くことのできない場所で、島内イチの美しさのビーチと言われています。海の透明感も半端なく、泳ぐ小魚を目視できるほどです。
もうひとつ試したのが、「はじめてのカヤックチャレンジ」。名前の通り初心者向けのカヤック体験で、説明後に「月ヶ浜」からカヤックへ乗りこみ、マングローブなどをゆっくりと回ります。インストラクターの丁寧なアドバイス、気持ちのいい景色、そしてほどよい疲労が心地よいのです。
ツアーはこのほかにもたくさんあって、その季節にしか楽しめないものもあるようなので、行ってから考えてみるのもよさそうです。
2.マイナスイオンを浴びまくる。
島内のほぼ全域が国立公園となっている西表島。海はもちろんのこと、亜熱帯性の植物が生い茂る陸上の緑も素晴らしいのです。誰もが知っているイリオモテヤマネコから、リュウキュウイノシシ、カンムリワシなどの珍しい動物も生息しています。
ホテルの入口から徒歩1分の場所には、本を読める「イリオモテジャングル図書館」なる場所があり、森林浴しながら本を読むことができます。「イリオモテガイドウォーク ジャングルコース」というコースに参加すると、さらにその奥を案内してくれて、動物についてや木々について知ることだってできるのです。
木漏れ日を浴びながら歩くと、いろいろな植物を見ることができます。行った日は姿を見ることができなかったけれど、リュウキュウアカショウビンという4月から島に来るという鳥の鳴き声をキャッチ。Googleに聞いても分からない、鳴き声から生物について教えてくれるのが、ツアーのよさでもありますね。
3.敷地内でとにかくゆっくりと過ごしてみる。
旅行に行くと、つい忙しなく遊び尽くしたくなるもの。でも、なにもしないという選択もありなんです。たまにいますよね、海に入らず寝転んで本を読むひと。敷地内のプールサイドで本を読んだり、部屋でとにかくだらけたり、それもバカンスなんだから自由なんです。
泊まったのはツインベッド+デイベッドで、1〜4名が泊まれる部屋。テラスからの眺めは、プールとビーチ、そして広い空が広がります。特に日没の時間はとても美しく、どこにいても感動モノ。スパークリングワインの提供もあるので、好きなところで好きなようにリラックスして楽しめます。
ビュッフェは盛りすぎぐらいがちょうどいいし、おかわりするほど楽しんだ。
夕食はホテルのレストランで。ビュッフェ形式の食事は種類豊富で、西表島で親しまれている料理などが並びます。しかも、ビールと数種の泡盛が飲み放題! 利き酒をしたり、割り方を試したりと、とにかく楽しんじゃいました。
アメニティの注目は、環境保全を考えこのホテルのために〈オサジ(OSAJI)〉と開発した、低刺激処方かつ生分解性の高いアミノ酸系洗浄成分を採用した「オールインワンソープ」。肌が弱いので心配でしたが、全身を洗っても特に違和感がなく、とてもよい使い心地でした。
羽田から飛行機と船を乗り継ぎ、約6時間ほどでつく西表島。夏はもちろんですが、春も負けず劣らず気持ちのいい時間を過ごせるのでおすすめです。