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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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東京マラソン

2006.08.30

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 来年2月に開催される第一回東京マラソンの申し込みが去る18日に締め切られた。エントラントはなんと7万6千人。定員のおよそ3倍だという。
記事はこれ。07東京マラソン申し込み、定員3倍の7万6千人に
参加者は抽選で決められる。このエントラントの中に、うちのスタッフが6名ほどいるのであるから、いやな会社であるな。ほぼ社命による強制参加。確率から考えると2~3名は当選する。どうか自分には当たらないように。
それにしても近年の市民マラソンの盛り上がりと言ったら異常なほどだ。やはりみんな健康に目覚めているのだ。これはブームなどではない。もはや習慣であるし、近年のサブカルチャーである。必要にマスコミも騒がないし、とても良い状況だ。ロハスだエコだチームマイナス6%だと煽るのもよいが、こうして地に足の着いた文化こそ大事に育てていきたいと思う。
しかしこの大会に関して憂うべき点というか気になる点がいくつか。
スタートが都庁でゴールが有明である。寒い2月に防寒着を着てスタート地点に赴くが、脱いで走った後、その服はどこで受け取れるのか? もちろん運搬サービスを行い、札か何かで引き替えというサービスを行うことは想像できるが、3万人超の人が集まる現場で、しかも初めての大会。混乱しない方がおかしい。
その混乱の間中、自分の衣類を探す。体温は下がる一方だ。
さらに途中棄権する場合はどうなのだろう。春先や初夏の気温なら、そこらの公園で横になってへばってもいいが、真冬にそんなことはできない。近くの地下鉄にランニングウェアのまま、飛び乗るということなのだろうか。
2月は年間で最も寒い季節。ヘタすると氷点下の日もある。そんな日に市民ランナーという練習を積んだランナーはともかく、酔狂で出る素人ランナーが走った日には大変な目に会うのは自明。おおきなお世話だが、そんなことを考えてしまった。たぶんボランティアの方々が大会をサポートしてくださるのであろうが、それはそれは大変な目に遭いそうだ。
ともかく。こうした大会に出るという目的が普段からの運動のモチベーションになり、それが習慣化し健康を維持できるというのが、我が事務所の福利厚生目的なのだ。そこのところをスタッフの皆様方におかれましては、よく理解するように。

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