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飲酒運転キャンペーンの陰で
2006.09.26
飲酒運転の問題が社会問題キャンペーン中だ。朝日新聞は連日この報道ばかり。他の新聞は知らないが、ニュースソースを朝日新聞から取得するぼくのような人間は、世の中が飲酒運転撲滅運動で動いていると思っているはずだ。以前もこんなキャンペーンがあったなあ。食品の異物混入の事件。連日三面の下段に企業の謝罪広告が載っていた。まあ、ある種のブームである。
それはともかく飲酒運転である。週に4000件以上いまでも検挙されると言うから、罰金25万円としても10億円が毎週警察に転がり込む計算。営利組織なら上場間違いなし。
そんな飲酒運転キャンペーンの中、昨日保育園児の散歩の行列にクルマを突っ込ませたバカがいた。また飲酒かと思ったがさにあらず。助手席の音楽プレーヤーの操作に気を取られた、脇見運転だとか。本当のところは分からないが、亡くなった子供たちと家族の事を想像するだけでも気が萎える。かわいそうに。
しかしこの事故であるが、子供たちは道路の左車線を歩いていた。仮に右車線だからといっても突然突っ込んでくるクルマを避けることはできないが、ちょっと気になった。歩行者は右側通行が原則だ。
保育園側はそんなところを突っ込まれて、責任を問われるのだろうか。
犠牲者、その家族、保育園、加害者とその関係者、誰にとっても最悪の事件。
こんな事件の度、その昔観た、カナダ映画の「スイート ヒア アフター」を思い出す。
犠牲者の家族の心が癒される時は、いつかやってくるのだろうか。
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