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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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フリぺ発進!

2007.09.26

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 本日正午頃、我がフイナムは新号の更新ですが、同時に日本各地にその内容が抜粋されたフリーペーパーも配布されます。メインはセレクトショップですが、自分自身もどこまで手が伸びているのか正確にはわかりません。どこかでご覧になられたらどうぞ手にとってみてください。
いつもうちの裏番・平野も言ったり書いたりしてますが、紙はいい。本当に。できるならサイズを大きくしてきちんとした雑誌形式として定期刊行したいとも思います。
しかし昨今の出版不況の現状を考慮すれば、この考えはあまりスマートではないです。一部をのぞいたほとんどの雑誌の売上高は年々右肩下がり。将来はまったく見えません。

ところで、最近三浦展著「下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた”のか」(光文社新書)を読みました。これにSPA!男とSMART男という章があるのですが、とても興味深く面白く、そしてちょっと恐怖のようなものを感じながら読みました。詳しくは本書を手にとってみてください。
ちなみに正社員率が高いのがSPA!男でフリーター率が高いのがSMART男。感じ出てますよね。
果たして我がフイナムの読者層は? 
たぶんPCで読まれているし、お昼休みの時間にアクセスが多いと言う意味でも、正社員率は高いと思います。
ちなみに雑誌というものは広告抜きには成立しません。机上論としては、正社員率が高い、つまり可処分所得の高めの層が読む雑誌には広告が入りやすく、フリーター、ニートに指示されている雑誌は販売数は多くてもこの部分で弱いということになります。
しかし例外も多いのがこの雑誌業界。ブランド、会社の看板、イメージ、歴史なども集広に影響するのでまあなんとも言えませんが。

話が逸れました。ともかくフイナムフリぺ版もよろしくということで、本日の文章は「ですます調」で書いてみました。かしこ。

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