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川田十夢公私ともに長男。「AR三兄弟の企画書(日経BP社)」、「ARで何が変わるか?(技術評論社)」、TVBros.連載「魚にチクビはあるのだろうか?」、WIRED連載「未来から来た男」、ワラパッパ連載「シンガーソング・タグクラウド」、エンジニアtype連載「微分積分、いい気分。」など。発明と執筆で、やまだかつてない世界を設計している。https://twitter.com/cmrr_xxxhttp://alternativedesign.jp/

青雲、それは君が見た光。

川田十夢
公私ともに長男。「AR三兄弟の企画書(日経BP社)」、「ARで何が変わるか?(技術評論社)」、TVBros.連載「魚にチクビはあるのだろうか?」、WIRED連載「未来から来た男」、ワラパッパ連載「シンガーソング・タグクラウド」、エンジニアtype連載「微分積分、いい気分。」など。発明と執筆で、やまだかつてない世界を設計している。
https://twitter.com/cmrr_xxx
http://alternativedesign.jp/

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不謹慎の拡張について

2011.03.17

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その是非を問わず、不謹慎が蔓延している。頻繁に使われる言葉は、そのグラデーションを考えるべきなので、今回は盆暗日記の一環として不謹慎を拡張してみました。用法・用量・要領を守って、正しくお使いください。

不謹慎(通常版):即ち、広義の「不謹慎」。慎みや考慮の欠如を示す言葉であるが、個々の立場と尺度によって変わってくる。最もポピュラーで曖昧な状態。

不謹慎(初回限定版):まだ誰も「不謹慎」というレッテルを貼っていない対象に、一番最初に「不謹慎」だと言い当てた人のみが得られる初回特典。これを求める連中同士がうっかり対峙すると、不謹慎の早撃ちみたいになって、巻き込まれるとタチが悪い。

不謹慎(ブルーレイセット):お得なようでいて、実はブルーレイの普及戦略に巻き込まれているパターン。要するに、「不謹慎」という言葉が、ポジション獲得に使われている場合を指す。

不謹慎マイルド:不謹慎の中でも、最も毒味の少ないマイルドな状態。「結局何も言い得てないじゃないか!」と批判されるも、マイルドに応戦。

不謹慎メンソール:後味爽やか。清涼感で、毒味を相殺できるが、使いすぎると味覚という名の判断基準がオカしくなるので注意が必要。

不謹慎ビター:苦みの中に甘みがある。スイカに塩と同じ作用。雑味がない分、むしろ潔いという評価を得る事がある。うっかり。

不謹慎・オブ・ジョイトイ:メタ構造の不謹慎。インリンが、テロリストを名乗るもテロリストではなかったように、不謹慎を掲げつつ全く不謹慎でない状態。

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