ハヂメちゃんの独り言。
植村肇
US Director
ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。
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これぞ!ユル悪アメカジのマストアイテムDEATH!!
2013.07.31
昨日リリースされた、Us ORIGINAL TIE DYE SERIESがユルさの象徴だったら
本日のメニューである、VINTAGE BOWLING SHIRTSは確実に悪の象徴になるんでしょうね。
つー事で本日は、近年マジで枯渇状態になって来ている
バックに良い感じにチェーン刺繍や、プリントが入った
50's~70'sに生産された、BOWLING SHIRTSになります!
まずは前回のUSED仕入れの際に、特に力を注いで
ガシガシとピックをした、チェーン刺繍入りの70'sモノからスタート。
この頃のシャツは、既に繊維革命がアメリカ本国で起きた後のアイテムなので
ほとんどの物がポリエステル混のシャツになります。
速乾性とさらりとした着心地に優れているのが特長で
洗濯の際の縮みもほとんど無いのが嬉しい一枚です!
ポリ混素材ならではの発色の良さと、年代的な背景から
まだそんなに市場価格が高騰してないのも人気の理由だと思います。
当時物のリアルな匂いがぷんぷんするVINTAGE BOWLING SHIRTSは
今季Usが熱を入れて提唱する、ユル悪アメカジの味付けにはホントに最適なアイテムになり
オープンカラー&バックステッチや、バックプリントが持つ男っぽさと
引っかけるように羽織る事で程良く力が抜けるボックスシルエットのボーリングシャツとが
見事にクロスオーバーするそんなシャツになります。
一昨年前辺りは、みんな挙って一番トップのボタンまで留めて着ていたこの手のシャツも
今季のユル悪スタイルでは、当然の如くトップボタンを開けてユルく着るのが鉄則。
仕上げのユルの部分は、サマーコード仕様のLevi's 517&ビーサンスタイルの
ピンストビルケンで決まりっす!
お次は同じく、ポリ混ボディのバックプリント物。
基本的にはこいつ等が一番手の出し易い安価な
ロープライスゾーンに足を突っ込んでおります!
ポリ混素材ならではの発色の良さはそのままに
チェーン刺繍とはまた一味違ったテイストを携えたバックプリント仕様が
良い意味で安っぽく、プリントならではの変則的なロゴ配置やフォント使いが
魅力の一枚になります。
ま~、刺繍よりプリントの方が簡単にアレンジが効きますからね!
ラストは、レーヨン&100% COTTON仕様の50's~60's物のレアピースになります。
ここら辺の年代のアイテムは、若干ですが70's物のシャツのサイズ感よりも
タイトに出来ているのが特長になります。
やはり、100% COTTON BODYを使用しているだけあって
長年の洗濯による経年変化が、超良い感じに見て取れますね。
いわゆる縮みにより生じる、パッカリングや良い意味でのボディの退色感が
味わい深い雰囲気とオーラを醸し出していますね!
これぞ!ユル悪アメカジスタイルと言わんばかりの
レーヨンシャツと、一押しの赤耳カットオフショーツを絡めたコーデになりま~す(笑)。
テロテロとした独特の素材感を持つレーヨンシャツと
バックに入れられた男っぽいチェーンステッチが織りなす珠玉のハーモニーはマジで無敵です!
実物をチェック&ご試着してみたい方は、是非US SANGENJAYAまで足をお運び下さいませ~
UEMURA
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