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Two Taxes and Seven by Seven. Reunion clothes, born from a coincidence of coincidences.
Are you really John?

Two Taxes and Seven by Seven. Reunion clothes, born from a coincidence of coincidences.

Ryoji Honma of 2-tacs and Junya Kawakami of SEVEN BY SEVEN. Did you know that the two were old acquaintances? They met through vintage clothing in San Francisco about 25 years ago. Over time, the two brands' personalities have come together to create this shirt. Many people will look at the words "I'm not" embroidered on the left chest and say, "Oh? I'm not" embroidered on the left chest, there must be many people who reacted with a "Oh? There are many things you want to know. Let's end this preamble with a few words and have them tell us what they are interested in.

東京のヴィンテージバイヤーとは違う目線になる。

ー本間さんは〈セブンバイセブン〉というブランドに対して、どんな印象を抱いていますか?

Honma: 知り合いのセレクトショップとか、地方へ行ったときもたまに見かけたんですけど、淳也らしい服だなって思いますね。ひととなりが出ているというか、大胆なことをしているんだけど、本人は照れてんだろうなって。そういう繊細さも感じるんです。

ー川上さんの古着に対する解釈も独特な印象があって。

Honma: それは同感ですね。当時サンフランシスコでピックしていたアイテムも独特だったので。古着って、いますぐ着られるもの、名品と呼ばれるもの、あとはアートピースというかマテリアルとしておもしろいものの3種類あるじゃないですか。彼はそれを全部網羅していて、無意識的にそれを判断してピックしているから独特なんだと思います。

Honma: あとはサンフランシスコって、いろんなカルチャーがあるんですよ。ヒッピーやゲイ、スケートボード、サーフィンやグラフィティ、サインペインティングや、もちろんビートもそうだし。ゲイとか黒人はみんな超おしゃれだから、そうしたひとたちの放出品って、本当に信じられないくらいノンセレクトでごった煮なんですよ。本当にるつぼ。その中でピックしていると、いろんな服を見られるし、勉強になりますよね。だから独特な文脈になるのも頷ける。日本のヴィンテージバイヤーとは違う目線になるし、かといってアメリカ人のそれでもないじゃないですか。

Upstream: さっき話してた「アズイズショップ」の影響がやっぱり大きいですね。誰かが古着のことを教えてくれるわけでもないし、とりあえず見るしかなくて。それがおもしろかったですね。教えられると、その文脈でしか見られなくなっちゃうじゃないですか。

ーどんな雰囲気だったんですか?

Upstream: 巨大な倉庫でしたよ。

Honma: 超でっかいよね。ひとりでずっと女性の下着ばかりピックしているひとがいて。どうやらブラジャーから100ドル札が出てきたことがあって、それがずっと忘れられなくてピックしてたんだって。

Upstream: そういうことが起こるんですよね。路上生活者たちも来るようなところなので、入場するときと帰るときで格好が違うってことも日常茶飯事でした(笑)。

Honma: 万引きとかもすごくて、治安もめっちゃ悪かった。謎のオークションとかもあったよね? なにが入っているか分からない箱がゾロゾロって出てきて、それを金網越しに見ながら競り合ってて。

Upstream: ありましたね(笑)。

Honma: 一回買ったら、本当にとんでもないゴミだらけだった(笑)。

Upstream: 当たるときもあるみたいなんですよ。ものすごくお宝が入ってることもあるらしくて、博打ですよ。

ーどれくらいで落札されるんですか?

Honma: 大体25ドルとかそれくらいだった気がします。

Upstream: そのあと結構値段が上がってて、100ドルを超えるときもありました。箱を開けてみたら〈エミリオ・プッチ〉のヴィンテージがパンパンに入ってることもあったりして。

Honma: アメリカン・プチドリームだね(笑)。

ーそれが25年前くらいですか?

Honma: そうですね。サンフランシスコがいまみたいにおしゃれじゃなかったとき。

Upstream: IT系の企業が入ってくるようになってから変わりましたね。ちょっと歩くだけで危険な箇所がいっぱいありましたから。それがおもしろかったんだけど。

Honma: だけど、いまはもっとひどい場所もあるんでしょ?

Upstream: テンダーロインとか、ダウンタウンの辺りは壊滅状態って聞きますね。

ーでも、川上さんはどうしてサンフランシスコに居たんですか?

Upstream: たまたまですね。アメリカに行きたくて、どこでも良かったんですけど、紹介されたところがサンフランシスコだったんです。

Honma: いま思い出したけど、淳也の家の前にクルマがいつも停まってて、ボンネットとかにおもちゃがびっしりくっつけてあったんですよ。そのデコレーションがめちゃくちゃヤバくて写真を撮ってたら、逞しい髭のイカついひとが「なにやってんだ?」出てきたんです。指に一文字ずつ“KING”ってタトゥー入れてて、それが息子の名前らしいんですよ。一緒に「ブガーイーター」っていう鼻くそほじって食べるみたいな名前のバンドやってるって言ってて、「キング出てこい!」って呼んで出てきたのがめっちゃ小さな子どもでさ(笑)。あの子、可愛かったなぁ。

ーいいエピソードですね(笑)。日本じゃ絶対に巡り会えない瞬間というか。

Honma: 本当に面白かったですね。この前ラスベガスへ行って、デッドのライブを観に行ったんですよ。そのときにシェイクダウン・ストリートていう駐車場でファンがみんな物販してて。そこで一緒になって俺も物を売ってたんですけど、久しぶりにいい意味でアメリカのデタラメな感じに触れた気分になりました。みんな好きなことだけをやる、みたいな。

Upstream: すごい時代でしたよね、本当に。

INFORMATION

Two Taxes × Seven by Seven

Release date: Friday, August 8
Available at: Font Shop, Seven by Seven stores, Seven by Seven online store

font store
2-tacs.com

seven by seven
seven-by-seven.com

2-tacs x SEVEN BY SEVEN "I'M NOT" Release Event

Date and Time: August 8, ( Friday, ) 19:00-24:00
Location:PINK NOIZ
Address: B2F, 1-3-20 Mishuku, Setagaya-ku, Tokyo
It is the same place as Momo Bar.
*Please note that if you search by address, you will arrive at the back street, but the entrance is on Mishuku Street.
DJ: Ryoji Honma will play a selection of songs, as well as other DJs with ties to the event.
Admission: ¥1,000
Sales: Collaboration items will be sold at the venue.

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