長距離移動も疲れを残さないクルマ。
東名に戻り、再びProPILOT 2.0をオンにします。往路で使い方をマスターした分、操作もスムーズ。ハンドルマークの色がグリーンからブルーに変わりOKサインが出たら、ハンドルから手を離します。
「朝はちょっと怖かったんですけど、一日走ってこのクルマのことが分かってきたから、なんか任せてみようかなって自然に思えたんです」と安島さん。午前中にEVの走りを体で知り、山道でハンドリングをたしかめ、その積み重ねがここで生きてきました。
混んでいようとも、前走車との距離を細かくコントロールしてくれながら走り続けます。「車間距離の調整が本当に緻密で。一度も詰まりすぎたことがなかったから、ハンドルを奪い返そうという気持ちにならなかったですね!」という言葉通り、そこにはどこか絆が生まれているような気がしました。
帰路につく前に、当初の目的地としていた小田原市内の北欧家具店「Talo」へ。新旧さまざまな北欧家具が溢れんばかりに並んでいます。安島さんは椅子や棚をゆっくりと手で触れながら、一点一点をたしかめるように眺めていました。
最短距離で目的地に向かうのもいい。けれど、寄り道を楽しむ余白こそ人生の楽しみを生むと思うんです。その余白は「疲れない移動」がもたらしてくれたのかもしれません。
クルマは東名に乗り、東京方面へ。ProPILOT 2.0がオンのまま、安島さんの手はハンドルの上に軽く添えられているだけでした。「渋滞のときは本当に最高の機能だと思いました。ストレスなく、安全に前進してくれる」と、今回の気づきを教えてくれた安島さん。
このクルマの一番のメリットは、使いこなせば本当に疲れが少ないこと。それは安島さんが、一日を通じてリアルに体感した結論でした。「次に乗るなら、新潟方面に行ってみたいですね。普段はなかなか足が伸びない場所に、このクルマなら行けそうな気がするので」
疲れ知らずの新型リーフなら、どこまでだって行ける。感じて、委ねる。走り終えた後に残ったのは、どこかもっと遠くへ行ってみたいという期待だけでした。