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まだ見ぬ日本を求めて。オカルトコレクター・田中俊行と八重山の節祭巡り。
Occult Collector meets Blundstone.

まだ見ぬ日本を求めて。オカルトコレクター・田中俊行と八重山の節祭巡り。

観光パンフレットにも載らず、SNSにもほとんど流れてこない。そんな文化や風習が、日本にはまだまだ残っています。たとえば、ある島の祭りとか…。今回、案内人を務めてもらったのは、オカルトコレクターとして名を馳せる田中俊行さん。世界中の信仰や呪術文化を歩き回る異界のフィールドワーカーが〈ブランドストーン(Blundstone)〉のサイドゴアブーツで訪れたのは、石垣島と西表島の周辺。八重山の信仰の深部に触れる旅のはじまりです。

  • Photo_Shingo Goya
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Shuhei Wakiyama
  • Special Thanks_T

誰もが足を踏み入れられるわけではない、特別な祭りに。

ランチを済ませたあとは、石垣島の中でも一番大きい鍾乳洞を観光することに。20万年ものときをかけてつくり出されたという自然の造形です。

ジトっとした空気の中、深い洞窟へ潜っていく。キラキラと光る鍾乳石の間を進む。どんどん暗くなっていき、地面は滑りやすくなっているけれど〈ブランドストーン〉のソールは頼もしい。

田中さんといえば、その個性的なファッションでも注目を浴びています。一方で、自分で選んだ服は、ことごとく似合わないのだそう。

「おしゃれだねって言ってくれるひともいるんですけど、自分で選んだ服を着ると、めちゃくちゃダサい。だから最近は、みんなが『いいね』ってやつを買ってます。ファンの方からのプレゼントもありがたくて。ぼくを客観的に見てくれてるから、全部似合っているんだと思います」

田中さんはその昔、某セレクトショップで働いていたこともあります。ただ、あまりにも店のイメージとは違ったファッションと見た目、そして接客態度だったため、ずっとバックヤードで仕事をさせられていたのは、界隈では有名な話。

夜は川平地区の節祭(シチィ)を見学させてもらうことに。季節やときの折目を意味する節という言葉がつくこの祭りは、八重山諸島に古くから伝わるのもの。地域ごとに特徴があり、川平では漂泊の旅をしてきた神が村の各家々を訪問し、豊穣を授ける来訪神祭祀が行われます。

現場は祭という言葉から想像されるような、三線や太鼓が奏でられるにぎやかなムードというものではありません。執り行われるのは、特異な形式を持つ、古層の祭祀。その空間に漂うのは神の言葉と、神をもてなすひとびとの声、そして風の音だけ。固唾を呑んでただただ静かに見守ったあと、田中さんが発した「いやぁ、すごかったっすねぇ…」という言葉だけを、ここに残しておくことにします。

「奇祭っていうのは結構情報が出ていますが、“秘”祭はちがうんです。宣伝もしないし、祭り側も部外者に来てほしいとも思ってないですから、情報は外に出てこない」

その言葉通り、地域のひとにお願いして観せていただくか、お呼ばれしない限りは、その場に立ち会うことはできません。長いときを超えて受け継がれてきた文化には、その土地に住むひとびとの想いが宿っていますから。

INFORMATION

brandstone

Japan Official Brand Site
Instagram:.@blundstone_japan

あむりたの庭、そして音楽
住所:沖縄県石垣市大川282 櫻花ビル
電話:0980-87-7867
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石垣島鍾乳洞
住所:沖縄県石垣市石垣1666番地
電話:0980-83-1550
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竹盛旅館別邸〜SHINMINKA VILLA〜
住所:沖縄県八重山郡竹富町南風見仲36-429
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