釣って仕入れるイタリアン。
イタリア各地の郷土料理を振る舞う「ペペロッソ」。コースで提供される絶品の数々は、舌の肥えた食通をも魅了してやみません。食材に対する強いこだわりはキッチンを飛び出し、千葉にある「ペペロッソ農園」で野菜づくりをしているほど。ひと皿への情熱は、自分たち手で素材を調達することから始まります。
それは、「ペペロッソ」の名物、魚料理においても言えること。市場から仕入れるのではなく、最低でも週1で釣りに出かけ、釣った旬の魚を使用しているのです。もし釣れなかったら、その足で別の海に行き、釣れるまで釣るという徹底ぶり。
秋の空気の心地よさを思い出す、8月下旬の早朝。「ペペロッソ」のスタッフたちは神奈川・小田原を訪れました。今回お世話になる釣り船「隠居丸」の直近の釣果を見てみると、カマスやアカハタがよく釣れていて、カツオの反応もいいらしい。期待を胸に、船に乗り込みます。
今井和正さん(右中)
PepeRosso 総料理長
1986年に創業した老舗「ペペロッソ」で、2015年に料理長就任。「相模湾はよく来ています。今日はカツオの爆釣を狙いたい。仕立船なのでジギングとかサビキとかいろいろ試して、余すことなく楽しみたいです」
三原修平さん(右)
PepeRosso スタッフ
調理から接客までをこなす。「ペペロッソ」で働き始めてから釣りに熱中。「相模湾でカツオを釣ったことがあって、そのおいしさに感動しました。今日はいろんな魚種を釣って、さまざまな料理を作りたいと思います」
本郷 彩さん(左中)
PepeRosso スタッフ
調理を担当。釣り経験ゼロだったが、いまやブリやマグロを釣るほどに。「久しぶりの相模湾。以前カツオを釣りに来たことがあります。カマスやアカハタを狙いつつ、カツオが釣れたら嬉しいですね」
阿久津 弦太さん(左)
PepeRosso スタッフ
サービスマンとして好みのワインを提案。幼少期から渓流釣りを楽しんでいたが「ペペロッソ」で本格的に釣りにハマる。「小田原といえばカマスが有名。まずは手堅く釣って、あとは魚種を絞らずに楽しみたいです」