トートでの撮影がいいリズムをつくってくれた。
今回も金子さんが旅のお供として持ち歩いていたのは〈フェリージ〉のバッグです。上質な素材を贅沢に使用しながら、見た目はもちろん、機能的にも使い勝手がきちんと考えられたアイテムの数々。じつに“イタリアらしいものづくり”が、そこには見えてきます。
ー6月の訪問では、どんなバッグを使っていたんですか?
24/34/LD+A ¥132,000
金子:PITTIで撮影をする際によく持っていたのは〈フェラレージ〉のシンプルなトートです。今回はレンズを新調して臨んだんですが、サイズがそのトートにぴったりだったんですよ。だけど、さすがに裸のままでバッグに入れるわけにはいかないので、インナーバッグを中に忍ばせて使っていました。
ートートで撮影。大変じゃなかったですか?
金子:今回はお洒落をすることが自分のテーマになっているから、ショルダーは持ちたくなくて。斜めがけしていると絶対に汗染みができるし、そういうことも想定してトートにしたんですが、これが結構調子よかったんですよ。
ー意外ですね。
金子:カメラをぶら下げるのも、ジャケットに変なシワが入ったり、汚れたりするのがイヤだったから、出したり入れたりを繰り返していました。でも、それが案外いいリズムをつくってくれた。カメラがバッグにシンデレラフィットしているから収まりがよく、出し入れもスムーズでしたね。
ーお洒落仕様の撮影スタイルってことですね。
金子:完全にそうです。マグネットスナップがついているから、開け閉めもストレスがなくて。それにめちゃくちゃ軽いんですよ、このバッグ。マチもしっかりとあって大容量だし、パスポートなどの貴重品はファスナー付きのポケットに入れられるので、今回の撮影にはぴったりでしたね。
ー移動のときに使用されているバッグも気になります。
金子:これはヘルメットバッグの意匠を落とし込んだトートバッグですね。すごく男らしいアイテムで、空港から街へ行くときや、フィレンツェからフェラーラへ移動するときに使っていました。
1861/2/LD+DS+A009 ¥319,000
ーこちらもカメラを入れていたんですか?
金子:そうですね。撮影するときはメインファスナーを開けっぱなしにして、ショルダーストラップもついているので、こっちは肩がけして使っていましたね。シュリンクレザーは柔らかくて傷が目立たないので、ラフに使っても安心なんですよ。一方で持ち手はバケッタレザーが採用されていてしっかりしている。移動用にはもってこいだし、日常でも上品に使えていいですよね。
ーこちらのバッグ以外には、どんなアイテムが活躍しましたか?
2093/9/DS ¥385,000
金子:あとは〈フェリージ〉のガーメントケースですね。これ、高密度のナイロンが二重になっていて、本当に重厚なんです。
ー白いジャケットを入れたかった?
金子:まさに。本当にお気に入りのジャケットなので、頑丈で安心感のあるガーメントに入れたかったんですよ。大きなポケットがあって、そこに畳んだシャツを入れられるようになってます。
ーこういうガーメントケースって、〈フェリージ〉っぽいですよね。
金子:むかしからありましたよね。イタリアの〈フェリージ〉の社長も、このアイテムをすごくプッシュしていて。ブランドとしてトラベルの要素をすごく大事にしているそうなんです。何度も買い替えるものでもないし、それだったらいいものを持っておきたいと思って手に入れました。