フイナム編集部 木村圭佑さん
PROFILE
1986年、北海道羅臼町出身。アウトドアメーカー、旅行関係の編集プロダクションを経て2018年よりフイナム編集部に。趣味は料理。お気に入りのラジオを聴きながら、野菜を細かく切っている時間がなによりも好き。得意料理は、昆布やかつおでしっかり出汁をとった、にゅうめん。
Instagram:@kim.ksk
ー 〈ヴァンズ〉はどんなイメージ?
真っ先に浮かぶのはスケーターですね。かっこいいスケーターたちって決まって〈ヴァンズ〉を履いているイメージ。あと、服好きから一般層まで、幅広く支持されているブランドっていう印象も強いです。
ー はじめて〈ヴァンズ〉を履いたときのことを覚えている?
中学生の頃、雑誌で見たチェッカーボード柄の「SLIP-ON」に憧れていました。ただぼく、北海道の羅臼町(らうすちょう)というド田舎育ちで、地元に売ってなかった。だから姉が札幌へ行った際に買ってきてもらったのが、人生初の〈ヴァンズ〉です。学校の上履きとして履いていました。
ー 〈ヴァンズ〉に、どんな思い出がありますか?
5年前、前職でアメリカのミネソタ州にあるミネアポリスへ行ったとき、履いていたスニーカーが壊れてしまい、現地のセレクトショップで「AUTHENTIC」を急遽購入。長い間、アメリカをともに歩きました。ちなみに、それを今日履いています。コルクのインソールが気持ちいいし、裏地がボーダー柄になっていて見えない部分もオシャレ。
ー カスタマイズデザインのポイントは?
まず、〈ヴァンズ〉のコンセプトである“OFF THE WALL(型破り)”をデザインのキーワードに設定。ただ単色を切り替えただけでは型を破れないと考えた結果、ぼくのルーツであるアイヌの民族柄 “アイヌ文様” がパッとひらめきました。それを世界の人たちに知ってもらえたらいいなと思います。脈絡はないです…。
ー 優勝賞金25,000ドルの使い道はどうする?
そうですね…。300万円か〜。まず、編集部の先輩たちに250万円くらい納めます(笑)。あとの50万円で、買って飲んで食ってって感じですね。