FEATURE
ヴァンズのカスタマイズコンテストで、創造力の型を破った8人のデザイン。
2019 Vans Custom Culture.

ヴァンズのカスタマイズコンテストで、創造力の型を破った8人のデザイン。

世界中の老若男女から支持され、履くひとのスタイルに寄り添う〈ヴァンズ〉。ブランド設立初期から、スケーターやBMXライダー、サーファーたちの足元をサポートし、現代のファッションシーンにおいてもシンプルな見た目と安定感ある履き心地で絶大な人気を誇るのはご存知のとおり。そんな〈ヴァンズ〉が今、シューズカスタマイズコンテスト「2019 Vans Custom Culture」を開催中。それは、「AUTHENTIC」を自由にデザインできるイベントです。そこで今回、感性豊かな8人にも、「AUTHENTIC」を自分らしくカスタマイズしてもらいました。いまの気分や自身のルーツなどを反映させて、各人各様に仕上げてくれたオリジナルの一足をご覧あれ。

  • Photo_Hikaru Funyu
  • Text_Shogo Komatsu

フイナム編集部 木村圭佑さん

PROFILE

1986年、北海道羅臼町出身。アウトドアメーカー、旅行関係の編集プロダクションを経て2018年よりフイナム編集部に。趣味は料理。お気に入りのラジオを聴きながら、野菜を細かく切っている時間がなによりも好き。得意料理は、昆布やかつおでしっかり出汁をとった、にゅうめん。
Instagram:@kim.ksk

ー 〈ヴァンズ〉はどんなイメージ?

真っ先に浮かぶのはスケーターですね。かっこいいスケーターたちって決まって〈ヴァンズ〉を履いているイメージ。あと、服好きから一般層まで、幅広く支持されているブランドっていう印象も強いです。

ー はじめて〈ヴァンズ〉を履いたときのことを覚えている?

中学生の頃、雑誌で見たチェッカーボード柄の「SLIP-ON」に憧れていました。ただぼく、北海道の羅臼町(らうすちょう)というド田舎育ちで、地元に売ってなかった。だから姉が札幌へ行った際に買ってきてもらったのが、人生初の〈ヴァンズ〉です。学校の上履きとして履いていました。

ー 〈ヴァンズ〉に、どんな思い出がありますか?

5年前、前職でアメリカのミネソタ州にあるミネアポリスへ行ったとき、履いていたスニーカーが壊れてしまい、現地のセレクトショップで「AUTHENTIC」を急遽購入。長い間、アメリカをともに歩きました。ちなみに、それを今日履いています。コルクのインソールが気持ちいいし、裏地がボーダー柄になっていて見えない部分もオシャレ。

ー カスタマイズデザインのポイントは?

まず、〈ヴァンズ〉のコンセプトである“OFF THE WALL(型破り)”をデザインのキーワードに設定。ただ単色を切り替えただけでは型を破れないと考えた結果、ぼくのルーツであるアイヌの民族柄 “アイヌ文様” がパッとひらめきました。それを世界の人たちに知ってもらえたらいいなと思います。脈絡はないです…。

ー 優勝賞金25,000ドルの使い道はどうする?

そうですね…。300万円か〜。まず、編集部の先輩たちに250万円くらい納めます(笑)。あとの50万円で、買って飲んで食ってって感じですね。

エントリーしたデザインはこちら
https://custom-culture.vans.com/ja_jp/design?submission_id=58124


INFORMATION

Vans Custom Culture スケジュール

投票締め切り:10月13日(日)
投票上位のデザインから〈ヴァンズ〉の審査員によってトップ10を選出。

12月5日(木)〜12月12日(木)
トップ10に選ばれたファイナリスト10名は、〈ヴァンズ〉デザインチームのメンバーとチームを組み、新たにカスタマイズデザインした一足のシューズを完成させる。

12月19日(木)
最終結果発表。アジア・北米・ヨーロッパの各エリアから3人のグローバルチャンピオンが決定!

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