モデル ハオ(26歳)
Cap:override × HUF ¥6,500+TAX、Jacket:Calvin Klein Jeans、Tops:Uniqlo U、Pants:ISSEY MIYAKE、Shoes:NIKE
PROFILE
現在都内のモデル事務所に所属する傍ら、服飾専門の大学に通う台湾出身のナイスガイ。高校時代に東京の裏原カルチャーに憧れ、以来ファッションに強く傾倒。5年前に留学を目的に来日し、日本語を猛勉強し、現在は文化服装学院の学生として忙しない日々を送る。また親交の深い台湾発ブランドのアドバイザーやサポートを行うなど、台湾と日本のファッションカルチャーを繋ぐ架け橋的な役割も担う。
ー 「オーバーライド」の別注アイテムを被ってみた印象はいかがでしたか?
「6パネルのベースボールタイプのキャップは、普段からよく被るアイテムで合わせやすかったです。フォルムもスマートで、カレッジ風のデザインがアメリカっぽい雰囲気で良いですね。サイズもアジャスターベルトで調整できるのが嬉しい。缶バッチとかワッペンでアレンジしても良さそう!」
ー ハオくんが帽子を被る上でこだわっているポイントなどはありますか?
「帽子の種類によって被り方は使い分けるのですが、昔からずっと短髪なので、顔がシュッと見えるキャップは好きですね。ハットだったら少し浅く被ってラフに合わせたり、ニットキャップは逆に深く被ってちょっとワイルドイメージで被りたいですよね。ストリートシーンでは、被り物は欠かせない小物なので、スタイルによって合わせ方を試すのが正解ですよね」。
ー 今日の着こなしのポイントはなんでしょうか?
「キャップのカラーを拾いつつ、クレイジーカラーの切り替えでデザインされたジャケットもなんとなく色を合わせているのが大きな特徴ですね。あとはルーズになりすぎず、クリーンな印象で綺麗な着こなしを心掛けています。ボトムもスリムなフィット感が好みなんです。その代わりシンプルになりすぎないようインナーをレイヤードさせたり、小物使いでちょっと差をつけたりは意識したいですね!」
ー ハオくんは日本のどんなところが好きですか?
「東京の人は海外の人たちが持っている一般的なイメージ以上に優しくて、真面目な印象ですね。学校でもとても親切にしてくれるし、色々学ばせてもらっています。そうした国民性ももちろんですけど、台湾に住んでいた頃から、東京のファッションに憧れを抱いていたので、その街で暮らしているのが夢みたいです」。
ー 学生でもあるハオくんの将来の目標はなんですか?
「やっぱり、いつかはこの街で自分のブランドのお店を運営できたら幸せですね。台湾のファッションはまだまだ発展途上で、日本でもあまり知られていないので、そうした未知なる魅力を少しでも伝えていけるような役割を担っていけたらいいなと思っています。まずはモデルやファッションの世界で僕のことを沢山知ってもらい、近い将来、台湾の素晴らしさをより多くの人に向けて発信していきたいです」。