3.恵比寿のギャラリーまで、少しペースをあげてみよう。


次の目的地は、恵比寿にあるギャラリー。すっかり日が落ちて暗くなった街中を、ランニングウェア姿の男女4人が颯爽と駆け抜けます。

ペースが上がるに連れ、徐々に真剣なまなざしに。
〈ヴァイナル アーカイブ(VAINL ARCHIVE)〉のデザイナー・大北さんが恵比寿にオープンしたショップ兼ギャラリー『SALT AND PEPPER』。2階のショップスペースには、ニューヨークで買い付けてきた本や、世界各国からセレクトしたzine、ショップのオリジナルグッズなど、トーンに縛られない自由なアイテムが並びます。


ビジュアルアーティスト・Olaf Breuningによる新刊の数々。
ニューヨークでのアートブックフェアで買い付けてきたという、Olaf Breuningによる新刊『Faces』。496ページという驚きボリュームで、日常生活に隠された顔たちが収録されています。一冊一冊それぞれ違う顔を持つ表紙に脇田さんも興味津々。

この日、3階のギャラリースペースで開催されていたフォトグラファー・Cho Ongoによる写真展“Diaspora skateboards”
(現在は終了)。

「ねえ、この写真すごくない?!」と盛り上がる松平さんたち。
真っ白な壁と高い天井が気持ちいい3階のギャラリー。決してメジャーとは言えないエッジの効いたアーティストの選定に、興味がどんどんと湧いてきます。大北さんが偏愛するもので溢れた店内で、服にアート、音楽などのカルチャー的な刺激を受けられるのも、東京ラントリップならではの魅力と言えるでしょう。

SALT AND PEPPER
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-5-2 今村ビル2F/3F
時間:14:00~20:00
sandp.tokyo