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CAMP 2020  vol.3キャンプ好き5人が必ず持っていく私物ギア5つ。
MONTHLY JOURNAL JUL.2020

CAMP 2020 vol.3
キャンプ好き5人が必ず持っていく私物ギア5つ。

月ごとにテーマを決め、3回に渡って掘り下げる「MONTHLY JOURNAL」。2020年7月は、コロナ禍でより注目を集めるキャンプにフォーカスします。キャンプ場でよそのサイトをのぞいたときに「あれ? あんなテーブルあるんだ」とか「あの焚き火台、使い勝手良さそうだなあ」なんてことがあったりしません? その場でズケズケ聞くほどのコミュニケーション能力がない身としては、あとで必死になってググったりして。というわけで第3弾は、キャンプ好き5人の「絶対これはもっていく」キャンプギアを覗かせてもらうことにしました! リアルで使い込んでいるギア限定なので、どれも使い勝手が良さそうな、こだわり詰まったモノばかり。んー、参考になります。

Selector 3. 森風美さん(アウトドアライター・モデル)

PROFILE

女性でも楽しめるキャンプスタイルを発信しているキャンプ女子。幼少の頃からアウトドア好きな家族の影響でキャンパーとして育つ。女性向けアウトドアWEBメディ『なちゅガール』の編集長を務め、テレビ・雑誌・イベント出演など幅広い分野でも活躍する。
Instagram:@fu_u.m

Q:キャンプ歴はどのくらいですか?

A:年齢イコール25年です。ソロキャンプを始めてからは4年くらいです。

Q:どのくらいの頻度でキャンプへ?

A:年間80泊はしていますね。

Q:どんなスタイルのキャンプが多いですか?

A:ソロでも友達とも家族とも犬とも行きます。1人のときは、キャリーバッグ1つで「キャリーキャンパー」として船や飛行機に乗って日本全国、ときには海外でもキャンプしています。

Q:好きなキャンプ場は?

A:TINY CAMP VILLAGE」です。1日限定5組の本当に小さなキャンプ場ですが、キャンプ場が可愛らしくオーナーも親切で女性にもおすすめです。歩いてすぐのところに七沢温泉もあって、ちょっとした観光にも素敵な場所です。「ガンダーラ真鶴」も好きで、海の目の前でキャンプができます。施設はすべてオーナー手作り。露天風呂まであります。目の前の海はシュノーケリングしても楽しいですよ。

Q:キャンプでの好きな過ごし方は?

A:釣りやシュノーケリングなどその場所にあったアクティビティを楽しんでいます。

Q:キャンプギアを選ぶ基準やこだわりを教えてください。

A:1番はギアを眺めていて「かわいいな」と思えるかどうか。ひとめ見て「きゅん」としたアイテムはなんだかんだで末長く使うことが多いので直感を大事にしています。その次に実際に使うときを想像して、いまあるギアとの相性や、操作(設置)方法、重量など気軽に使えるかを考えます。

Q:いつかしてみたい理想のキャンプは?

A:本当は今年する予定だったんですが、女友達と2人で沖縄の無人島でキャンプすること! もっと遠い理想は自分のキャンプ場でキャンプすることです。

森さんが必ず持っていく私物ギア5つ。

①〈オルファワークス〉の替刃式ブッシュクラフトナイフBK1 サンドベージュ

「カッターで有名な〈オルファ〉のアウトドアラインということもあって、さっと刃が出てくれるのが愛用している理由です。さらにこれまでのナイフよりも薄型でコンパクトなのもお気に入りポイント。すべてをバラして洗いやすいのも好きなところです」

②〈moose/ room works〉の灯篭

「この焚き火台は、いままで使ってきた焚き火台の中で、1番コンパクトで使いやすいです! 収納袋には少し余裕があるので、マッチや焚き火手袋など汚れやすい焚き火グッズをまとめられるのもお気に入りポイント。焚き火のときに横の五角形の穴から見える炎もきれい。付属のゴトクを使えばスキレットや鉄板を乗せられるので、調理にも向いています」

③〈 ベアボーンズ〉のミニエジソンランタンLED

「なんといってもデザインが好きです。私がキャンプを始めたときにかわいいアンティーク調のランタンといえば燃料系(ガソリンやオイル)のランタンしかなかったのですが、LEDでここまでかわいいランタンが出ている時点でもう感動!! 机の上に置くとキャンプの雰囲気ばっちりです」

④〈MSR〉のステイクハンマー

「これまでペグ打ちするときには、その辺の石や薪を使っていてなかなか効率が悪かったのですが、このハンマーは312グラムとすごく軽量で、キャリーキャンプでも持っていけるのがうれしいですね。軽いのにしっかり打ち込める計算され尽くされた重心は神の域です。私の使い方だと、後部の形状がフック型だったら完璧ですね」

⑤〈ジョインター〉のWaterside18/21

「キャンプでのアクティビティとして釣りをよくするんですが、これほどまでにコンパクトなものがあっただろうか!?と思うほどシンプルな小型ロッドで、重さはたったの30グラム。キャリーバッグやバックパックに入れても邪魔にならないサイズなので、水辺が近くにありそうな時は必ず持っていきます。狙える魚はハゼやフナ、テナガエビなど小さい魚ですが、アウトドアに気軽に釣りをプラスすることができるアイテムです」

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