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5つのトピックスで探る、ヒップな京都の歩き方。
KYOTO 2.0

5つのトピックスで探る、ヒップな京都の歩き方。

ポータークラシックグラフペーパー新風館…。歴史に経緯を払いつつ、新しきを取り入れ、大きな変化を迎えようとしている2020年の京都。新陳代謝を繰り返すこの街は、常にオモロいことで溢れています。しかし、盆地に張り巡らされた碁盤は果てしないほど広くて情報過多。そこでフイナムが思う、京都を120%楽しむためのヒップな虎の巻をつくってみました。ファッション、グルメ、酒、銭湯、ホテル、それぞれジャンルは違えど、どれもこれもオリジナリティがあふれていて、とにかくアツい。「そうだ、京都へいこう」と再び言える日に備えて、KYOTO2.0にアップデートするご準備を。

  • Photo_Masao Inoue(TAND)、Mami Nakashima
  • Text_Risa Kosada
  • Edit_Shun Koda

01 FASHION ファッションがグローバル化!?

観光のイメージが先行する京都ですが、買い物もとにかくエキサイティング。セレクトショップも、古着屋も、雑貨屋だって、“らしさ”が際立っています。ベッドに寝っ転がりながら買い物する便利さもいいけれど、歩いて探すショッピングってのは最高にヒップなこと。さまざまな文化と言語が交差する京都のショップに訪れれば、世界中を旅しているようなグローバル感が楽しめるのです。

「lloomm」 硬軟自在のセレクトが光る、京都の殿堂店。

京町家をリノベーションしたセレクトショップに並ぶのは、〈フィンガリン(PHINGERIN)〉や〈ミドリカワ(Midorikawa)〉、〈ダイリク(DAIRIKU)〉などの国内勢に加え、〈ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)〉、〈マルニ(MARNI)〉、〈エドワードクラッチリー(EDWARD CRUTCHLEY)〉といったインポート。モードやストリートなど、ありとあらゆるカルチャーがマッシュアップしたようなラインナップは、ラックに手をかけるたびスタイリングのアイデアが雨あられのように降ってきます。京都ファッションを語るうえでは無視できないキーショップです。

lloomm
ルーム

住所:京都市下京区鍋屋町下京区244-1
電話:075-354-0373
時間:12:00〜20:00 水曜定休
Instagram:@lloomm_kyoto_official

「HOMIES」 世界各地からバイイングした極上ヴィンテージ。

軒先からヴィンテージが出迎え、関西屈指のブツ量とクオリティを誇るのが古着屋「ホーミーズ」です。腕利きバイヤーの桒原さんがピックするのは、ユーロやアメリカものなど、ジャンルの垣根も国境も超えたラインナップ。特筆すべきは〈リーバイス〉をはじめとするヴィンテージの品揃え。どのアイテムにもそれぞれのストーリーがあり、耳を傾けながらショッピングが楽しめます。買い物だけじゃなく“モノ語り”も楽しめるスタイルは、ヴィンテージと同じように絶滅危惧種なのでは。

HOMIES
ホーミーズ

住所:京都市中京区大日町406
電話:075-212-5575
時間:12:00〜20:00 不定休
Instagram:@homies_kyoto

「VOU / 棒」 単なる雑貨屋にあらず!取り扱うのは、粋な精神です。

オリジナルのキャップやTシャツ、スーパーで見かける買い物カゴ……。「雑貨屋」と一言で片付けるには勿体なすぎるのが、ショップ兼ギャラリー「VOU / 棒」です。オリジナルアイテムもあれば、ZINEや蚤の市で見つけたガラクタなど、心をゆさぶるアイテムがそこかしこを占拠しています。京都の手土産と小粋な土産バナシを求めるなら、ユーモアとセンスが溢れたここに訪れなくては始まりません!

VOU / 棒

住所:京都市下京区筋屋町137
電話:075-744-6942
時間:13:00〜19:00 水・木定休
Instagram:@voukyoto

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