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5つのトピックスで探る、ヒップな京都の歩き方。
KYOTO 2.0

5つのトピックスで探る、ヒップな京都の歩き方。

ポータークラシックグラフペーパー新風館…。歴史に経緯を払いつつ、新しきを取り入れ、大きな変化を迎えようとしている2020年の京都。新陳代謝を繰り返すこの街は、常にオモロいことで溢れています。しかし、盆地に張り巡らされた碁盤は果てしないほど広くて情報過多。そこでフイナムが思う、京都を120%楽しむためのヒップな虎の巻をつくってみました。ファッション、グルメ、酒、銭湯、ホテル、それぞれジャンルは違えど、どれもこれもオリジナリティがあふれていて、とにかくアツい。「そうだ、京都へいこう」と再び言える日に備えて、KYOTO2.0にアップデートするご準備を。

  • Photo_Masao Inoue(TAND)、Mami Nakashima
  • Text_Risa Kosada
  • Edit_Shun Koda

03 LIQUOR 京のフルーツチューハイは華道的!

寺社仏閣や京都タワー、水族館にクールなショップ。見所満載の京都だから、ついつい歩きすぎてしまうのもご愛嬌。そんな疲れ切った身体がスイーッと吸い込まれてしまうのが、ネオンサインきらめく酒場。そこでサーブされるチューハイは、「華道家が手掛けたの?」と聞きたくなるほど作家性に溢れています。聞けば、盛りに盛ったスタイルが京都流らしい。京のカウンターには、トークの花とともにフルーツの華が満開です。

「sour」 “華道的”といえば、まずはココ。

マンゴー ¥時価、すいか ¥800+TAX、パッションフルーツ¥800+TAX
※メニューは季節によって異なる。

京都の裏寺町にある「サワー」は、界隈のショップスタッフたちもこぞって通う人気の立ち飲みサワー専門店。インスタグラムでよく見かける、映えチューハイの先駆けと言っても過言ではない一軒です。一番人気のいちごもいいけれど、せっかくなら旬のフルーツをオーダーをしたいところ。大胆にかじりつくのも良し、崩しながらジューシーさを味わうもまた良し。デザート代わりのシメは、カジュアルなバーで贅沢な一杯を。

sour
サワー

住所:京都市中京区裏寺町通四条上ル裏寺町607-19 ヴァントワビル 1F
電話:075-231-0778
時間:15:00〜24:00 無休
オフィシャルサイト
Instagram:@sour.jp

「天空の立ち呑み とさか」 果実も喜ぶ、新時代のエナジードリンク。

トマトチューハイといえば、焼酎をトマトジュースで割ったものが定番ですが、「とさか」の“究極のトマトチューハイ”は、凍らせたプチトマトを惜しげもなく詰め込んだニュースタイル。グラスの周りに散りばめられた塩と相まって、おばんざい感覚でグビッといけます。なにより、これだけ沢山のトマトを使いながらも590円とリーズナブルに味わえるのもウルルと泣かせます。そして、あふれんばかりのレモンを入れた“究極のレモンチューハイ”もスルーは厳禁! 京都タワーのすぐ近くにあるので、観光がてらふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょう。

天空の立ち呑み とさか

住所:京都市下京区室町通木津屋橋下ル東塩小路町579-24 4F
電話:075-746-5929
時間:11:30〜23:00 不定休
Instagram:@tenkunotachinomi_tosaka

「酒場エビス」 稀代のレモンサワーを求めて、木屋町の路地裏へ。

名物レモンサワー ¥590

飲み屋がひしめく木屋町エリアに店主の定國さんがオープンさせたのが3年前。当初から看板メニューとして愛される名物レモンサワーは、いまや「京都イチ」とまで呼ばれるほどに。生口島から届いたレモンを凍らせた“レモン氷”を使用しているので、1杯目はそのまま、2杯目以降はマドラーで潰しながら溶けていくレモンを自分好みに仕上げるのがツウの楽しみ方。そして、「どんな人にもレモンサワーの魅力を」と定國さんが研究を重ね、つくり上げたレモンサワーは全7種類! 「酒場エビス」の名物料理“肉どうふ”と共に味わえば、レモンサワーの無限ループにハマること間違いなしです。

酒場エビス

住所:京都府京都市中京区米屋町378-1
電話:075-708-8262
時間:17:00〜23:00(金・土〜24:00) 不定休
Instagram:@sakaba.abs

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