夏の陽気を一掃した台風は、冬への足がかりとしてささやかな秋を運んできました。今年は新型コロナウイルスの影響か、都会を離れ、キャンプに繰り出すひとびとがたくさん。久しく触れていなかった自然の魅力を再確認するとともに、キャンプが与えてくれるエネルギーに感服してしまうひともしばしば。そんなビギナーキャンパーにこそ勧めたいのが、優しく手ほどきをしてくれる〈チャムス（CHUMS）〉のアイテムです。今回は、火を囲んで秋キャンプ、といきましょう！
「これちゃんと建つのかな？」と心配そうなミユキちゃんを横目に、説明書と感覚をたよりに組み立てていく男の子ふたり。メインとなるポールはクロスポール構造なので、建てやすいのが特徴。また、距離がつかみやすく設置の手助けをしてくれるスタンディングテープがついているので、初心者でも安心です。
ミユキちゃんの後ろから「そこそこ！」と声をかけるヒロトくん。「まかせて！」とトンカチ片手にペグを地面に打ち込みます。女の子でもかんたんに作業できるのが嬉しいところ。
こしらえたのはAフレーム型テントで、大人4人が快適に過ごせるサイズ感。前面と右サイドが開けられるので、解放感がバツグンなうえ、キャンプ場の広さやその日の過ごし方に合わせて仕様を変えられるので、気分屋な都会っ子にもぴったりです。
住所：東京都渋谷区神宮前5-2-21
電話：03-6418-4834
www.chums.jp
＜材料＞
・牛もも肉ブロック肉：800ｇ
・マリネ用スパイス：ガーリックパウダー、オレガノ、ブラックペッパーなどお好みで（市販のシーズニングパウダーを使ってもOK）
・お好みの野菜2、3種：ジャガイモ3種とペコロス、人参（ほかタマネギ、南瓜、サツマイモなどお好みで ）
・塩、胡椒
・ローズマリー：2本
・オリーブオイル：大さじ2
＜下準備＞
・時間に余裕があれば、ボウルにブロック肉を入れかぶるくらいの水を入れ1時間程度置いて血抜きをする（途中、水を何度か替える。）
・血抜きをしたブロック肉に塩・胡椒、スパイスをまんべんなくまぶし、擦り込んでしばらくなじませる。
・野菜は食べやすい大きさに切る（皮つきで焼いた場合は、食べるときに剥く）
＜工程＞
・ダッチオーブンに分量のオリーブオイルをしき、ブロック肉の側面全体に焼き色をつける。
・焼き色がついたら鍋の中央にお肉を置き、囲むようにして切った野菜を置く。
・肉の上にローズマリーをのせ、蓋をする。
・ダッチオーブンを火からすこし離して吊るす。蓋の上に着火しておいた炭をいくつか置く。途中、焼け具合を確認しながら20〜30分ロースト。
・切って盛りつければ完成。
＜ポイント＞
・焼け具合を確認する際は、お肉に鉄串を刺して人肌程度に中が温まっているのを目安にしてください。
＜材料＞
・海老（頭つき）：10〜お好みで
・白身の魚の切り身（タラ、赤魚など）：3～お好みで
・ムール貝：15
・ニンニク：2片
・タマネギ：1個
・トマトペースト：大さじ2
・白ワイン：300ml
・コンソメ：2個
・水：800ml
・オリーブオイル：大3
・サフラン：ひとつかみ
・塩・胡椒
＜下準備＞
・海老は頭と尻尾を残し殻を取り、背ワタを取っておく。
・タマネギはひと口大に切る。ニンニクは包丁で潰しておく。
・水にサフランを混ぜ、サフラン水を作っておく。
＜工程＞
・ダッチオーブンにオリーブオイルを入れ、タマネギ、ニンニクに塩胡椒をし、炒める。
・香りが立ってきたら、海老とムール貝を入れ、軽く炒めて白ワインを回しかける。
・白ワインのアルコールを煮立たせたら、トマトペースト、コンソメを入れる。
・白身魚を入れ、サフラン水を具材ひたひたまで注いだら、蓋をして15分下火で煮込む。
・塩・胡椒で味を整えて出来上がり。
＜ポイント＞
・白身の魚は崩れ易いので、最後に入れてください。
・タマネギとニンニクはじっくり炒めて甘みと香りを出してください。
