食にこそ心血を注ぐべし。
お家で作ったお弁当や、コンビニエンスストアのプロのごはんを持参するのもまたオツですが、せっかくの機会。たっぷりの材料を用意して、キャンプ場で自己流アグレッシブクッキング! 家でも料理をするというミユキちゃんとショウヘイくん指揮のもと、メインの調理にとりかかります。
まず用意するのは焚き火台です。構造は、箱型のボディに炭受けと灰受けを吊り下げるだけのシンプルなもの。折りたたみ式なので、移動の際に場所も取りません。
さて、調理場が整ったところで「ローストビーフ」を作りましょう! 煮る・蒸す・焼く、あらゆる工程をこなす万能なダッチオーブンをあたためます。
「ここから火が覗けるんだ!」と興奮するミユキちゃん。側面のロゴマークは火入れをすると、炎で文字が浮き上がるんです。
ブロック肉は事前にお家で血抜きをおこない、塩・胡椒、スパイスを擦り込ませておくのが吉。前日に仕込んでおくと、味がしみてさらに美味です。
ダッチオーブンがあたたまったのを確認してから、オリーブオイルをしき、ブロック肉の側面全体に焼き色をつけます。よだれを誘うスパイスの香りとお肉の香ばしさに、「もう食べたい」とつぶやくヒロトくん。
焼き色がついたら、お肉を囲むようにして切った野菜を並べます。「野菜いれすぎじゃない?」というショウヘイくんからの指摘に、「大丈夫大丈夫!うまみがでるから」と遠慮なく入れていくふたり。
みんなの食へのこだわりが垣間見れたところで、お肉の上にローズマリーをのせて蓋を。「おいしくなってくれ〜」とヒロトくんが念をかけます。テント設営から調理まで、キャンプハイのせいかノンストップで動いていた3人はひとまず休憩することに。